桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・5・30

2013年05月31日 | Weblog
ひとり営業をしだしてから店で残り物が一杯出るもんだから「家庭内消費」を続けているのだけど、お客さんが少ないこともあって料理が大量に余るもんだから、老老ランチ以外にひとりの時もその余った料理を片づけることになって、それも毎日違うものだとまだしも料理のレパートリーが狭いものだからかなりダブってしまって、今日も数日前に食べたのと同じカレー炒飯のお握りを再び炒飯に戻して、そこにベーコンエッグを乗せて食べるなんて云うワザを使ったりしてかなり苦労している。もう一品はトマトスープにポテトフライとゆで卵をいれて煮込み、サラダの残りを表面に浮かべた完全残飯整理的料理。毎日同じような食材ばかり食べているようでちょっと飽きる。いや、それにしても毎日同じようなテイストなのに全く飽きないのが「あまちゃん」。脚本もそうだけど、演出が凄い。今日の「としちゃん似の男」の使い方なんてぶったまげで、昼の再放送まで見てしまった。そしてその演出に付き合う小泉今日子のふてぶてしい居直り的演技。「としちゃん似の男」とのツーショットなんて絶対ありえないのに軽々とやってしまうキョンキョンに脱帽した後は、デスクに向って融資を申請しているS金融公庫に提出する書類の作成にかかる。もう頼りはS金融公庫様だけです。何とか願いを叶えてくれと祈るのみ。

2013・5・29

2013年05月30日 | Weblog
常連のF子ちゃんに山梨の母上が湯掻いた山菜を一杯貰ったのでどんな料理にしようか色々考えた末に、母との老老ランチに昆布茶とバターを使った和風パスタにして食べてみた。山菜が黒いパスタみたいで、まぁまぁの出来。それを食べながら母は、こんなにお客さんから親しまれているんだからお店がずっと続くといいわねと言ってくれたが、この半年で200万近い赤字をくらったので、5月は人件費をゼロにしてひとり営業してきたのに(いやひとり営業をしているからだと云う説もあるけど)最盛期には400万、駄目な時でも200万にはなった一月の売上が今月は後二日を残して100万にも達しないという現実にもう完全にギブアップ。このまま行ったら人件費ゼロでも毎月50万の赤字が累積していくのだから身動きがとれない状態になることは目に見えている。だから一刻も早く店を閉じるべきだと云う声が聞こえてくるけど、イベントの予約が入っている11月上旬までは何がなんでも店を続けなくてはいかず、その為には交渉を重ねてきたS金融公庫からの融資を受けることが必至で、再度の打ち合わせに備えて母の処を出てから東京法務局に印鑑証明書と会社謄本を貰いにいく。そしてせめて残りの二日間で売上百万だけは確保したく、大根のふろふきトッピング、手羽先の塩焼き、オニオンスライスとカイワレ大根とミニトマトのサラダなど七種類の料理を用意してお客さんを待つ。だが、お客さんがくる気配はない。仕方なく「二流小説家」の再読。不思議だ。この間読んだ時には翻訳文体が俺のリズムと会わないと文句言っていた癖に今回はとてもスムースに入ってくる。9時すぎに人妻Iちゃんが顔を出してくれるまでに150頁余り。読めてしまった幸せと(お客さんがいなくて)読めてしまった不幸せ。いや、断然後者の濃度がつよくて、その後も12時までいらしたお客さんは定年後小劇場マニアになったSさんだけ。当然売上も一万円にならず、月売上も百万円にも届かず。それにしてもそれにしても今週に入って三日間のトータルでお客さんは何と6人、売上は二万円強‥‥やってられません!

2013・5・28

2013年05月29日 | Weblog
どうしよう?こう云う時ってどんな服を着たらいいんだろ?と起きた時からずっと悩んでいた。実は今日、旧知の脚本家である中園ミホさんが向田邦子賞を受賞したパーティが帝国ホテルであって、それに招待されているのだけど、場所が帝国ホテルとなると全身ユニクロで揃えてしまうのもなんだし、だからといって極めてギョウカイ的な華やかな集いに礼服を来ていくのも変だし、と言ってはみてもオーソドックスな紳士服なんか持ち合わせてない俺は、迷ってなやんだ末に、今から16年前に亡くなった映画監督藤田敏八氏の遺品であるイタリア製のピンク色の上下のスーツを来ていくことに決めたのだけど、これが大失敗。どうやらとてもオーソドックスな雰囲気のパーティだったらしく、女性も含めてとても地味な服装の人ばかりで、ピンクの上下が浮くこと浮くこと。でも、ここは居直るしかなく、Nテレビの演出家のYさん、Kさん、精神医学者で映画監督のWさん、同世代の向田邦子賞作家のKさん、年下だけど既に大家の粋に入っている女性脚本家のIさんなどと旧交を温める。本当は近くで行われる二次会にも参加したかったけど、店を出る時に今日は九時から営業すると云う張り紙をしてきた手前、八時過ぎには店にもどり、遅い開店準備。9時過ぎ、演出家のWさんとマネージャーのHさんが来店。一度六時過ぎに来て張り紙を見て近所で時間を潰していたと聞いて恐縮。他にもそんなお客さんが大勢いたらやばいと思っていたけど、二人が帰る11時過ぎまでそんなお客さんは現れず。というかイチゲンも含めて12時までにお客さんはゼロ。いつもの黒バッグを肩に担ぎ、昨日から今日にかけて店で大量に余った料理を詰め込んだスーパーのビニール袋を両手に持ったピンクの上下は深夜の山手線でも浮いている。

2013・5・27

2013年05月28日 | Weblog
バスの中でメールの受信音がしたもんだから携帯を見てみるとイラスト付きの画面に「おめでとうございます。何と現金300万円当選されました!!」の文字。続いて「このメールはドリームモバイル懸賞に当選された方にのみ配信させていただいております」との説明があって、でも「受取期限が本日中になっております。受取りの意思確認が必須となっているため『受取希望』とご返信くださいませ」とメールアドレスが書いてある‥‥このメール、懸賞賞金が一千万とか五千万じゃない処がミソ。300万円も大金だけど、ひょっとしたら何かで当たっていても変じゃないと思わせてしまう額だ。と云うか、会社の預金通帳が30万円を切りかけている俺はそう思ってしまった。今300万円あればとりあえず夏までは店を保つことが出来るのだ。とは言ってみても、この「ドリームモバイル」にも心当たりはないし、ひょっとしてメールを使ってのフィッシングではないかとの疑いも一応持つ。でも、ひょっとして?の期待もどんどん膨らんではいたが、七時前に来店してくれた、まだ24歳なのに70年代のムードをふりまくRさんにこのメールを見せた途端、「駄目ですよ。騙されちゃ」と色っぽい目で答える。やはりこれはフィッシング詐欺で、クリックするとどんどん要求が膨らんできて途方もない金額を請求されることがあるとのこと。よかったよ、君が現れなかったら「受取希望」と返信する処だった。「ふふふ,桃井さんって見かけによらず騙されやすいタイプなんですね」ええ、二年前には出入り業者に50万円詐欺られました。「あらら大変」と全然大変そうじゃなく受けて「色っぽい騙され方をしたことはないんですか」と聞いてくる君がとても色っぽく,騙されてしまいたくなるけど、お金のない65歳の俺を24歳の君が騙す価値はないと思うとちょっぴり寂しくなってくる。でも、それにもめげず24歳の君には絶対分からない65歳の悩みを綿々と訴え続けて、少しでも彼女の同情を引こうとする姑息な手段を取ったものの、そんなことに引っかかる君ではないことば勿論分かっているのだけど、それ位しか魚を吊る餌を持ち合わせていないとなると、それはどうにも無駄な時間だとは分かっていても、小舟の中で二時間以上も独りきりで釣り糸を垂れているそんな時間こそが色っぽく思えてきてしまう不思議。「おめでとうございます。何とRは今度の日曜日に桃井さんとデイトすることになりました!!」なんてメールが入らないだろうか?★尚、5/28(火曜)は都合により21時から営業いたします。

2013・5・26

2013年05月27日 | Weblog
記憶力が衰えていることと俺にしては最近大事件が起きないことと、それに内心思い悩んでいることがあるにはあるのだけど「表沙汰」にできないこと(残念ながら色恋ではない)もあって、この処日記を書く材料に困っている。それだから昨日パソコンが機能不全で携帯で短い日記を送って帰宅してから本腰をいれて書こうとしたのだけど、「情熱大陸」で壇蜜を見ている内に面倒くさくなって放棄してしまった。九年以上3000日以上も毎日この日記を書いていると今までにもこう云うときはあって、そんな時はどうしていたかと云うと、ただただ箇条書きにその日あったことを小学生の日記の様に羅列してスルーしてきたのだけど、この二日間もその方法で逃げるしかない。と云う訳で羅列の最初は、土曜日再び日課が戻った様に八時五分前に起床「あまちゃん」を見る。このドラマの馬鹿馬鹿しく魅力的な処は主人公の失恋で「ET」をやってしまうことか?朝風呂のお供は「政治の修羅場」(鈴木宗男)。十数年前、彼と外務省職員だった佐藤優が逮捕された事件で、権力の恐ろしさをつくづく思う。食事はミネストローネスープ、極太ソーセージにオニオンスライスたっぷりのマッシュポテト、目玉焼きライス。時々無性に目玉焼きが食べたくなるのは卵が贅沢品だった子供時代の名残か?11時半に店。今日と明日はミントシアターの公演がマチネとソワレの二回あるけど、スタッフなしの俺ひとりでやるつもり。その為に無駄になってもいいから昨日と同じ様にイベント用の料理を全メニュー作り置きしてカウンターの後ろにならべておく。とりあえず今日はマチネとソワレで90オーダー。何とかやりきる。途中仕入れついでにミッドタウンのトンカツ屋でロースカツ定食して六時に通常営業も開始。でもカウンターのお客さんは某大手音楽出版社の重役のTさんとイチゲンの二人組だけだったけど、昼からずっと立ちっぱなしは65歳にはさすがに堪えて、明日は朝十時に店にこなくてはいけないことを言い訳にして、通常の閉店時間の一時間前にクローズして帰宅。録画してあった「シティボーイズ」の舞台を見つつ何時の間にか眠ってしまう。でも、今日は一日水分をとりすぎたこともあって、二時間おきに目が覚める。その回数実に三回。最後にトイレに行った七時にはもう眠るのを諦めて朝風呂。今日のお供は「二流小説家」(Dゴードン)の再読。以前読んだ時は肌にあわなかったけと、今度知り合いのI監督が日本で映画化したと聞いたのでもう一度読んで見ることにしたのだ。そうなると気構えが違うのかついつい夢中になって食事を作っている時間がなくなってしまって、ご飯に昨日の残りのミネストローネスープをかけただけの食事を胃袋に流し込んで、十時に店へ。今日のマチネの開演は12時、開場は11時なので、10時でも遅い位だけど、時間的に見てそんなに料理のオーダーはないと思っていたのに、カレーライス、ピザ、ペンネアラビアータ、タラモサラダなど10以上のオーダーがあって慌てる。開演後、この日記を書こうとしたのにパソコンが機能不全になって、断念。とりあえず携帯で言い訳を送っておく。それにしてもこのノート型パソコンとはつくづく相性がよくない。13時半近くにマチネ終了。14時にソワレ開場15時に開演という強行軍。俺もソワレの回を見させて貰う。ここの作家のIさんは以前何度かうちのシアターで公演してくれた人で、その度に彼女の戯曲の面白さを誉めてきたけど、今回は読み聞かせと云う一種の朗読の形をとりつつもそのイントロのシュールさに度肝を抜かれる。処がその後がイントロに負けてしまって残念至極。芝居に掴まれたのにすぐリリースされてしまった。4時半終演。5時半には撤収終了。いつもなら誰かを誘って焼鳥でも食べに行きたい処だけと、去年の秋から役員報酬はゼロ、わずかの年金と著作権料しか自分の自由になるお金がない上に、交際費で落としたくても落とすだけの貯金残高がない(今月末に家賃と借金の返済をすると30万円を切る筈)会社の社長としては、ここは一円の無駄遣いも許されないことを肝に銘じているので、女性と焼鳥への欲望をきっぱり捨てて、すき焼きの残り、タラモサラダ、ソーセージ、トリッパ、レバーの赤ワイン煮、イカとじゃがいもの煮つけなど残り物を抱えて母の処に行く。それらをテーブルの上にザッと並べてちょっとした居酒屋状態で老老ディナー。何だか残り物のオンパレードで母には申し訳ない。そして日本酒を飲んだこともあってか又しても睡魔に襲われ、九時近くに母の処を退散。役に立たなかったパソコン背負って俺の部屋まて徒歩40分。睡魔で殆ど夢遊病者のように歩き続けて冒頭の「壇蜜」へつながった記憶の旅。★5/28(火曜)は都合により21時から営業いたします。どうぞ宜しく。

2013・5・25

2013年05月26日 | Weblog
日曜日の朝、店に10時までに行かなくてはならなかったのでパソコンを抱えて出たのに突然の機能不全。帰宅してからゆっくり原因を調べるとして取り敢えずの日記。

2013・5・24

2013年05月25日 | Weblog
二時過ぎに寝たのに三時半に飛び起きる。トイレに行きたい訳でもない。地震があった訳でもない。何か怖い夢でうなされていたみたいに飛び起きる。喉が異常に乾いていたから苦しくて起きたのか?でも、そんなことはよくあることだ。よくあることではないのは、飛び起きた途端、そこが見知らぬ部屋だった為にうなされた時以上にパニックになったことだ。何処なんだ?ここは!ひょっとしてMちゃんの部屋か?店に最後まて残ったのはMちゃんだし、後片付けを終えて終電車に乗り込もうとしたら駅のホームでも彼女に会った。でも、確か原宿駅で別れた筈だし、それにそれに彼女は人妻だし、そのまま彼女の家にいくようなことは‥‥と、その辺りまで夕べの行動を反芻した処で、そこが自分のマンションだと云うことに気づく。そうだよ。昨日は衝動的にベッドをベランダに面した部屋から玄関脇の部屋に移すなんて暴挙愚挙に出たんじゃないか?確かに馴染みのない部屋かも知れないけど、ここまでパニくるとは我ながら呆れて、ついでにトイレに行った後、二度寝と云うか本格的眠りに入った今日。12時過ぎ、母の都合で老老ランチは中止になったのて、店から持って帰った鶏の唐揚げとポテトフライを親子丼風にした丼に、冷や奴、燻りがっこ、アサリの味噌汁で朝昼兼用の食事。4時過ぎ買い物して店へ。今日から三日間はミントシアターの公演があるのでイベントメニュー中心の料理を作って並べる。結果的には料理は10オーダーしかなかったが、ドリンクもいれると70オーダー。独りで悠々やり切れてしまった。カウンターのお客さんはイチゲンの男性二人組に今日も大阪からの出張のづいでに寄ってくれたS新聞のUさん、取引先の人たちを連れてきてくれた高校の社研時代の仲間だったT君、それに美人CMプロデューサーのRさんの四組だけ。ウチには金曜日に給料日が重なるとお客さんが少ないというジンクスがあるけど、それが当たったのか、それともお客さんの数が現実に減っているのか?★5/27(火曜)都合により21時からの営業にさせていただきます。

2013・5・23

2013年05月24日 | Weblog
それを衝動的にやってしまった直後から今日の日記はこのことを書こうと決めて、細かい描写やら話のオチまで考えて、面白おかしい(と自分では思っている)長い長い日記を書き終えて、コピーしようとした途端、何を思い違いしたのか指が勝手に「取消」を押してしまい、一瞬のうちに一時間以上かけて書いた日記が消滅する。いやいや「自動保存」されているから大丈夫な筈と復元を試みるが、その前に昨日の日記から「★5/28(火曜)は都合により21時からの営業になりますのてよろしくお願いいたします」と云うフレーズを貼り付けしておいたのがいけなかったのか一時間かけた日記は復元されず、画面に現れたのは「★5/28(火曜)は都合により21時からの営業になりますのてよろしくお願いいたします」のフレーズのみ。だったらもう一度最初から書き直すしかなく、途中まで書き進めたものの、その馬鹿馬鹿しさに我慢できず、おまけにいつもの睡魔に襲われて、ソファにひっくり返って一時間。再びパソコンの前に戻った時にはもう続きを書く気が起こらず、消滅した面白おかしい長い長い日記は電子空間の闇の中に永久に埋もれてしまった。こんな書き方をすると、どんなに面白いことが起きたのかと思う人もいるだろうけど、味も素っ気もなく言ってしまうと、このマンションに三年前に引っ越してからベランダに面した部屋に置いてあったダブルベッドを今日食事を終えた後突然玄関脇の部屋に移動しようと云う衝動にとらわれ、独りきりでベッドの枠組みを分解したりしてやってしまったと云うだけの話なんですが、それは想像以上に大変なことで‥‥と消滅してしまった日記の文章をもう一度再現しそうになるけど、もうやめます。★5/28(火曜)は都合により21時からの営業になりますのてよろしくお願いいたします。

2013・5・22

2013年05月23日 | Weblog
今日も起きたのは八時半。また「あまちゃん」を見逃してしまった。そして今日は1時に母の処へ行く約束をしていたので、お昼の再放送を予約録画しておく。今日の老老ランチは「トマト豆腐ごはん」「鰹のペペロンチーノ風炒めもの」「オイキムチとタコのぶつ切り」それに「フライドポテト」と云った昨日の店の残り物ばかりだったが、デザートには先週の土曜日F子ちゃんから貰った小さな夏みかんに似た「夏」と云う初めて食べる果物。白い皮をつけたまま剥くのが正しい食べ方だと書いてあったので、その通りやってみたら何とも言えぬ美味しさ。母子共に堪能。買い物して四時過ぎに店へ。今日は適当な料理が思いつかなかったので、大きな鍋にすき焼きを五人前作る。他にイカの姿煮と新じゃがの煮つけ、バカリャウのコロッケ、サラダ、トリッパなど並べる。でも、12時閉店までに出たのは今日の昼間リハーサルの為に来ていたIさんとOさんが注文してくれたすき焼きとトリッパだけ。いや、それ以前の問題としてお客さんはテレビAの関連会社社長のKさんと七月に初監督作品が公開になるYさん、それに情報番組の女性ディレクターのIさんだけと云う惨状だからどうしようもない。みんなが帰った後、ひとり残ったIさんとドキュメンタリー演出論。会社に入社して以来ずっと動物番組ばかりに関わってきて、動物には演出できるけど、同じ動物でも人間の男には演出する前に演出をつけられてしまうと云う彼女の話はちょっと艶っぽくてずっと聞いていたかったが、その思いを断ち切って終電車で帰宅。漸くお目当ての「あまちゃん」を見ることが出来た。★5/28(火曜)は都合により21時からの開店になりますのてよろしくお願いいたします。

2013・5・21

2013年05月22日 | Weblog
最近どんなに遅く寝ても「あまちゃん」の放送が始まる八時前には目覚ましもなしに起きていたのに、今日は六時過ぎに一度起きた後二度寝してしまったら起きたのが九時過ぎ。毎日やっている朝ドラをたった一日見逃しただけなのに、それに昼の再放送を見ればいいだけの話なのに、ひどく損した複雑な心境。そして今日もまた工事の騒音と振動。部屋にいるのが耐えられず、午後一番で用事があったこともあってバスで六本木ヒルズへ。朝ドラの作家のKさんが脚本監督を手がけた映画「中学生円山」を11時から見るが、終わったのが「あまちゃん」の再放送が始まった頃。映画もそれなりに面白かったが、どっちかと云うと「あまちゃん」の再放送をワンセグでみればよかった。映画を見ている内に眠ってしまわない為に朝ご飯を食べて来なかったので、歩いてウチの店の近所にある焼鳥屋のランチへ。以前から美味しいと評判の親子丼を食べる。これは評判通り。初めて食べる美味しさを堪能。2時から店で電気工事業者と打ち合わせをした後、ミッドタウンのスタバでパソコンを広げてこの日記を書いてから井上ひさしの「一週間」の続きを読む。面白さに時を忘れて気づいてみたら四時半。慌てて買い物をして店に戻る。そして又今日も七品の料理を用意する。そして又今日もお客さんが現れないので「一週間」を読み終わってしまって、仕方なくポルトガル語の勉強をしていたら八時過ぎに漸く社長秘書のYさんが来店してくれたので家賃だけで一日2万円以上かかるこの乃木坂の穴倉にひとり無駄にいる苦痛から逃れることが出来た。続いてS新聞のHさんたち、今日も稲荷寿司を土産に持ってきてくれた法律事務所勤務のNさん、週刊A芸能で健筆を振るうライターのIさん、イチケンの二人など。でも11時半には最後まで残ったIさんも引き揚げてしまって、12時前には後片付けも終わって閉店するしかなくなってしまう。考えてみればYさんが来てくれた8時過ぎから営業したのはたったの3時間。これじゃ一日2万円の家賃を払うことも難しいけど、だからと言って徒に二時三時まてお客さんをまち続けて挙げ句の果てにタクシー帰りは虚しい。。