桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・6・22

2013年06月23日 | Weblog
現実に痛みを伴うのは左手の甲と、そして今日からまた発症した腰痛だけなんだけど、何だか得体不明の倦怠感と疲労感に朝から襲われていて、無理やりご飯を食べたものの何を食べたか覚えてないなんて俺らしくないけど、それほど食欲がなかったと云うことで、再放送で「あまちゃん」を見た後、また眠ってしまって、起きたのは3時過ぎ。昼寝を二時間以上取るなんて滅多にないけど、ということは身体の何処かが悪いと云うことで、土曜日だし、このまま臨時休業してしまおうかと思ったけど、今日は7時半にイベントスペースの見学の予定が入っていたので、そう云うわけにも行かず、4時過ぎに体をひっぱる様に部屋の外に連れ出す。こう云う時にマンションの前にバス停があるのは助かる。殆どベッドtoベッドの感じでバスに乗ったら六本木まで殆ど完睡、というか乗り過ごして終点のヒルズまで行ってしまったけど。でも、それで少しは元気が出て、店に着くや否や、昨日15人の団体客が帰ったままになっているイベントスペースを片づけることから始まって、トイレ掃除、ビールの洗浄、お釣りの準備、グラスの洗い物など営業するのに必要最低限のことを終えるが、料理は駄目。どうしたらそう云う神経になるんだか自分でも分からないけと、今日は料理なしと決め込む。お客さんが来たら訳を話して許して貰おうと決め込む。もうその時点で飲食店の体裁をなしてない。自分を責める。でも、体と気持が動かない。更に自分を責める。7時半にMさんたちが見学にくる。この後続いてお客さんが来たらどうなっていたか分からないけど、彼女たちが見学して打ち合わせしている一時間弱、俺は椅子に座っていてもフラフラ目眩がして、半分朦朧状態だったもんだから、見学が終わった後でMさんにビール飲んで行ってもいいですか?と聞かれた時、「すいません。今日は休みでして」と即答していた。ごめんなさい、Mさん。本当はそういう訳だったのです。と云う訳で、Mさんたちが帰った後、俺も張り紙して店を急いで離れる。今日は例え社長秘書のYさんが来てくれても駄目。とにかく体を横にしたいの一心。勿論六本木から五反田まてのバスの間は再び眠りこけ、部屋についたら「ガリレオXX・内海薫最後の事件」を見ながらソファで眠りだし、終わった頃に一旦起きたが、歯を磨いていたらまた睡魔におそわれて今度はベッドで本格的に眠ってしまう。店にはその間に誰かお客さんが来てくれていたかも知れない。その方々には悪いと思いつつ、もう年齢が年齢だし、そして根本的に客商売に向いてないのだから仕方ないだろと嘯く俺は居直り強盗。