栄光イレブン会

栄光学園11期卒業生の親睦・連絡・活動記録

ブログ開設:2011年8月23日

囲碁同好会員募集(Hanakawa_Yasuo)

2011年12月26日 | 灰野・畑田・花川

奥山様

栄光イレブン会のブログ幹事を引き受けてくださりありがとうございます。
「お気に入り」に登録して、時々ページを開けて楽しんでいます。
ところで同好会のお誘いの件ですが、囲碁をやる方はいませんか。

小山民樹君(5段格)にはお世話になりましたが不肖の私を強くしてやろう
という吾(碁)人がいれば鎌倉から大船、横浜の沿線で囲碁会を設営します
ので探してください。私は背伸びしても初段が精々です。

では来年もよろしくお願いします。どうぞ良いお年をお迎えください。

        2011/12/25  花川*泰雄

  囲碁同好会に参加される方は花川君に直接ご連絡ください。

 

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近況報告(Shimoda_Haruhisa)

2011年12月18日 | 重山・下田・鈴木(穎)

奥山さんからは早く書けと言われていましたが、ここのところ極めて忙しく、遅くなりました。皆さんと同じように、大学卒辺りから書こうと思います。

 

大学、大学院を卒業し、どこに行こうかと思っていたところ、研究室の先輩から東海大に来ないかと言われました。メーカに行こうかと思っていたのですが、ちょっとどこに行くか迷っていたところだったので、とりあえず数年ならということで東海大に行くことになりました。それからはや40年、早いものです。

 

大学院では主として固体物性の研究をやっていたので、東海大でも続けて行くつもりでした。しかし予算の関係などもあり、中々難しいと思っていたところで、リモートセンシングをやって見ないかと言われました。

 

当時、世界で最初のリモートセンシング衛星、Landsat(打ち上げ当初はERTSと呼ばれていました)が打ち上げられてすぐで、新しい分野なので、ちょっとやってみようと言うことになりました。それに関連して、東海大にリモートセンシングと画像処理のための研究所を立ち上げることになり、1974年に立ち上がりました(東海大学情報技術センター(TRIC))。その頃日本に入ってきていたデータは写真だったのですが、アメリカに視察旅行に行った際、EROSデータセンターというところで、ディジタルデータを入手することができました。ちなみにEROSデータセンターは南ダコタのスーフォールズというところで、町から車で1時間ほど走った、何もないところにあります。

 

持ち帰ったディジタルデータは当時日本には無かったもので、一緒に行った東大の村井先生の所と私たちの所だけにしかありませんでした。その後、フォーマットなどの点で、読むのに苦労しましたが、ようやく読めるようになった頃、TRICにも画像処理システムが入ることになり、それを使って本格的な研究を始めることができました。今までやってきた実験物理に比べると、ソフトウェア開発は精神的に実に楽なものでした。実験では極めて微弱な電流(フェムトアンペア)を測っていたため、本当の信号を測っているのか、その付近の雑音を測っているのかが中々分からず、苦しい思いもしましたが、ソフトウェアの場合は、間違っていれば明らかに本人の責任なので、気分的には楽なものです。

 

しばらく、主にリモートセンシングデータを対象とした画像処理をやっていたところ、ある日、突然NHKの技術の人が訪ねてきました。我々の解析した画像をテレビに出せないかというのです。我々の画像処理システムのディスプレイ信号は、テレビ信号と似てはいますが若干違うため、技術的にはちょっと難しいところです。こちら側の信号のフォーマットを説明したところ、NHK側で何とかテレビ信号に変換できると言うことで、テレビ番組を作ることになりました。その後、数年にわたって、正月のテレビ癌組の制作に協力しました。その頃は、私も時々出演したので、ご覧になった方もいるかもしれません。

 

主としてリモートセンシング画像を対象とした画像処理の研究を続けていたところ、今度はある日突然、通産省(当時)の方が見えました。現在、大気、特に温室効果ガスを測るセンサの研究会をやっているが、参加してくれないかというのです。大気は専門でないし、大気を測るセンサも専門ではないと言ったのですが、とにかく参加してくれと言うことで、研究会に参加することになりました。その研究会に1年参加して、適当に意見を言っていたところ、予算が付いたので開発することになった。ついては主査をやってくれないかという話が来ました。前と同じ事を言って断ったのですが、メンバーに難しい人がいるので、調整をやってくれればよいとのことで、引き受けることになりました。センサ開発のための委員会が始まってしばらくした頃です。通産省の人と一緒に車に乗っていたところ、このセンサが成功するもしないも先生次第ですからねと言われました。話が違うと思いましたが、乗りかかった船、仕方がないと覚悟を決めました。このとき開発したセンサはIMGと言って、世界で初めての宇宙用高スペクトル分解能フーリエ変換分光計です。

 

IMGの開発をやっていたとき、今度は宇宙開発事業団(NASDA)からIMGが搭載されるADEOSという衛星のプログラムサイエンティストをやってくれないかという話がありました。プログラムサイエンティストというのはその衛星のデータを利用するサイエンス全体を統括する仕事です。それまでNASDAの衛星にはプログラムサイエンティストがいなかったのですが、NASAを見て、必要だと言っていた手前、これも断れず引き受けることになりました。ADEOSにはNASDAのセンサが2つ、通産省のセンサが1つ、環境庁(当時)のセンサが2つ、NASAのセンサが2つ、フランスのCNESのセンサが1つと計8つのセンサが搭載されており、地球環境の全体(陸、海、空)を観測できるすばらしい衛星でした。10ヶ月で電源計の故障により運用を停止したことは今でも残念です。こうして、個人的には東海大と、NASDA2つの機関で働くことになりました。

 

65になったとき、大学は定年になりました。その後、特任教授として1年契約で働いていますが、給与が3分の1になったのに、仕事は変わっていません。NASDAの方はその後、JAXA(宇宙航空研究開発機構)に変わり、ADEOS後、GCOM(全球変動観測ミッション)という、計衛星6機のプロジェクトのプログラムサイエンティストをやっています。又、温室効果気体を計測するGOSATという衛星でも、研究者のとりまとめをやっています。

 

今回のブログは藤高さんからの紹介でやることになりました。実は藤高さんには山のように世話になっています。大学院時代、高感度の測定機を作ってもらったのに始まり、東海大でも画像処理システムの開発などでは、ずいぶんお世話になりました。現在でも色々頼んでいるのですが、これほど役に立つ人はめったにいません。今病院の方々も喜んでいることと思います。そんな関係で、藤高さんからの紹介は断れませんでした。少し長くなりましたが、この辺で終わりにしたいと思います。

                                   

 

 

   次回の近況報告は柳原 瑛さんにお願いいたします。

 

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Christmas Illumination (Okuyama_Iwao)

2011年12月07日 | 奥山

街はクリスマス一色。  11会ブログも Christmas 

      

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