(その3) USオープン観戦 (8月30日)
この日は、いよいよ、USオープンテニスを観戦する日である。
8時20分頃ホテルを出発し、グランドセントラル駅(GCS)で地下鉄7号線に乗り、Flushing の会場を目指す。NYで地下鉄に乗るのはこれが初めてであり、切符の買い方、自動改札の通り方で若干ドタバタするが、乗ってからは、地下鉄自身は古いが、車内は空いていて、快適だった。
USオープンテニスの会場は、Flushing Meadow Corona Park にあるUSTA National Tennis Center であり、最寄りの駅は Mets-Willets Point であるが、駅を出ると会場までウッドデッキの幅の広い歩道ができており、非常に便利である。会場も、Main Stadium である Arthur Ashe Stadium を初めとして、一般のコートも間隔を十分に取ってあり、すばらしいもので、有明の施設とはだいぶ違う。
会場へは、Arthur Ashe Stadium と Louis Armstrong Stadium以外を自由に見られる Admission Ticket という当日券を$71で買って入る。 既に練習が始まっており、11時からの試合開始に備え、専属のコーチ付きの選手達が熱のこもった練習をしている。これが目の前で見られ、まず、その迫力に圧倒される。13面あるコートを回って、いろいろな選手の練習を見て回る。11時になると、いよいよ試合開始である。
しかし、この頃になると、観客が増えてきて、それまでの練習を見て回るような訳にはいかなくなるが、本番であるので、今までの練習とは違った面白味を楽しむことができる。この日はすばらしい天気のため、日射しが強くてじりじりと暑いが、湿度が低く、その点は助かる。
昼食は、会場内のレストランで、ビールとハンバーガーを楽しむ。$25とやや高めかと感じた。 USオープンの運営システムやサービス提供システムは実に良くできているが、皆やや高いと感じる。
午後も試合を3時頃まで観戦し、US Open Goods を売る土産物店を覗いてから、4時頃地下鉄に乗り、5時頃ホテルに戻る。シャワーを浴びて、片桐さんとの会食に向けて、Grand Central Station にでかける。
6時半に待ち合わせ、ここから Midtown にある Wolfgang's Steak House に徒歩で向い、15分ほどで到着する。この店は、28日に行った店と同じ経営であるが、28日に行った Park Ave. の店より静かで上等な感じである。片桐さんは流石にこの店を良くご存じで、28日には食べなかった料理を楽しむことができた。今日も、ステーキが美味かった。
食事の後、NYの夜を少し覗いてということになり、片桐さん行きつけの店に寄り、12時過ぎまで楽しい一時を過ごして、タクシーでホテルに戻った。