栄光イレブン会

栄光学園11期卒業生の親睦・連絡・活動記録

ブログ開設:2011年8月23日

医療用配合剤、どうなってるの (最終回) (Odera_Shigetaka)

2014年09月29日 | 小寺

医療用配合剤、どうなってるの (最終回)

医療用配合剤の販売名

医療現場では、配合剤と気付かずに同じ成分を含有する2剤を併用し、重複投与してしまうことが懸念され、厚生労働省は2008年9月22日に「配合剤と分かる販売名とするようにという通知(薬食審査発第0922001号)を出している。

①    販売名にブランドに続いて配合錠あるいは配合顆粒と記すこと

②    配合されている特定の成分の名称だけを販売名にしないこと

③    配合比率が異なる場合は、記号などで表わすこと(含有量を販売名に入れない)

 先に示した表で「販売名」という欄を設けずに「ブランド部分」だけを示したが、販売名を記すとなると、プレミネント配合錠LD、プレミネント配合錠MDのように2製品になるもの、カデュエット配合錠1番、カデュエット配合錠2番、カデュエット配合錠3番、カデュエット配合錠4番のように4製品になるものなど、配合比率の異なる販売名で混乱してくる。企業間で記号の用い方に統一がなく、医師、薬剤師にとって迷惑だろうなあと思う。我々患者としては配合成分の各々の量をしっかりと確認してくれる調剤薬局を見つけるしかないだろう。

 医療用配合剤の後発品の販売名

 プレミネント配合錠LDの後発品31品目が2014年2月14日に承認され、テバ製薬と大正薬品(大正製薬とは全く関係ない)の2品を除く29品目が6月20日に薬価収載された。後発品の販売名はロサルヒド配合錠LD「○○」である。「○○」と承認取得企業名の関係は下表のとおりである。あすか製薬品は武田薬品が、二プロパッチ品は第一三共が、リメディオ品は杏林製薬が、ダイト品は科研製薬が販売している。 

「サワイ」 沢井製薬

「DK」大興製薬

「ファイザー」ファイザー

「トーワ」 東和薬品

「EE」エルメッドエーザイ

「サンド」サンド

「日医工」 日医工

「EP」 ニプロパッチ

「タナベ」田辺三菱製薬

「アメル」 共和薬品

「FFP」 富士フィルム

「杏林」 リメディオ

「ニプロ」 ニプロ

「JG」 日本ジェネリック

「モチダ」持田製薬

「タカタ」 高田製薬

「KN」 小林化工

「科研」 ダイト

「ケミファ」日本ケミファ

「KO」 寿製薬

「明治」Meiji Seikaファルマ

「日新」  日新製薬

「KOG」 興和

 

「三和」  三和化学

「SN」 シオノケミカル

 

「ツルハラ」鶴原製薬

「TCK」辰巳化学

「テバ」テバ製薬

「AA」     あすか製薬

「YD」 陽進堂

「TYK」大正薬品

 ロサルヒドは配合成分ロサルタンの頭3文字、ヒドロクロロチアジドの頭2文字を組み合わせた造語であり、日本ジェネリック医薬品学会 (GE学会)によって2013年4月22日に商標出願され、2013年9月6日に商標登録第5612630号として登録されている。英名Losarhydも2013年8月26日に商標出願され、2014年1月10日に商標登録第5641122号として登録されている。

プレミネント配合錠LDの後発品に商標が使用されることとなった経緯を商標部会の納涼会で聞いた。製薬業界の新聞に何回か紹介されていたとのことであり、「あれっご存じなかったですか」なんて言われてしまったのだが・・・業界新聞を退職後は見てない。

 2013年の7月に業界新聞に出たのは「GE学会は配合剤の統一ブランド名を特許庁に商標登録し、GE薬メーカーが利用できるようにするジェネリック配合剤商標プロジェクトを立ち上げた。」という報道だったという。

医療安全等の観点からGE薬を一般名にすることを厚生労働省が中心となって促しているが、配合剤の場合には一般名にすると名称が長くなったり、逆に処方・調剤ミスを引き起こす可能性もある。そこで、配合剤の場合には一般名ではなく統一ブランド名を使うよう、ルールづくりを進めるということであった。

 2013年10月の業界新聞では「日本ジェネリック製薬協会 (GE薬協)は、GE学会が統一商標名を検討するのを受け、来年発売が見込まれるロサルタンとヒドロクロロチアジドの配合剤GE薬について、統一ブランド名として「ロサルヒド」の使用を推奨する通知を会員社向けに発出した。」と報道されたという。推奨と言うが、ロサルヒド使用でないと厚生労働省が承認しないということで、実際は強制的だったようである。その結果ロサルヒド配合錠LD「○○」が誕生したとのことである。

商標ロサルヒドを使用している後発企業はGE学会へ使用料を支払っているとのことで、原則として会員は5年間で15万円、非会員は5年間30万円らしいが、詳しい情報は得られなかった。

 プレミネント配合錠LDの後発品については統一商標ロサルヒドの使用で決着したが、今後はどうなるのだろうか。同様な手法で行くとすれば、GE学会は前もって商標を登録させておかねばならないが、どうもそのような手配は十分にはされていないようである。例えば、カンデサルタンとヒドロクロロチアジドの配合錠の後発品ではカンデヒド、Candehydが名称候補となるが、外資Mylan製薬が2014年2月6日に商標出願し、2014年6月20日に登録第5678629号、5678630号を登録させている。Mylan製薬が独占的に使用すると主張すれば、他社は使えなくなる。

使用料を払えとなると、相当な金額になるだろう。バルサルタンとヒドロクロロチアジドの配合錠ではバルサヒド、Valsahyd、テルミサルタンとヒドロクロロチアジドだとテルミヒド、Telmihydとなるだろうと予想されたが、これらの商標は登録されていない。前もって商標を抑えておいて高額な使用料を稼ごうとする輩は中国人だけではない。GE学会が配合剤後発品の商標について早め早めに備えていかないとロサルヒドのような方式はかかる輩によって行き詰ってしまうかも知れない。

 2014年7月14日にGE学会は第二弾の統一商標4件を発表し、使用の募集を始めたという。バルサルタンとヒドロクロロチアジドの配合剤用にはバルヒディオ、Valhydioを、バルサルタンとアムロジピンの配合剤用にはアムバロ、Amvaloを、アトルバスタチンとアムロジピンの配合剤用にはアマルエット、Amaluetを、そしてタゾバクタムとピペラシリンの配合注射液用にはタゾピペ、Tazopipeを統一商標としている。いずれもGE学会が商標権を保有しているようである(タゾピペ、Tazopipeは日本ケミファが商標登録したものであるが、GE学会へ譲渡されたのであろう)。なぜバルサヒドが採用されなかったのという疑問の声もある。

他社の商標と抵触した形跡はなく、バルヒディオになった理由は分からない。Novartisのディオバンの名称の一部を取り入れたとすれば、先発品の商標にただ乗りする感があり、よろしくないんじゃないのと思われる。

 ロサルヒド方式は日本特有の方式であり、欧米では成分の一般名をすべて記載する長い販売名 (losartan potassium and hydrochlorothiazide) である。後発品に商標・ブランドを採用しないようにというWHOの勧告に欧米は従っており、長ったらしいのは別に構わないという考えである。欧米では処方・調剤ミスを起こさないよう医師・薬剤師の習熟度を上げるという考えも基本にあるようで、これも日本と違う。ロサルヒド方式が生き残るか、または新たな方式へ転換するのか、見守っていこうと思う。

まあ自分が生きている間くらいはロサルヒド方式なのだろうなあ。長生きしようっと。  

               以上

 

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医療用配合剤、どうなってるの (その3) (Odera_Shigetaka)

2014年09月24日 | 小寺

医療用配合剤、どうなってるの (その3)

   

先発企業による医療用配合錠剤

高血圧用薬でAngiotensinⅡreceptor antagonist(ARBと言われる)が多数存在していたが、それに他成分を加えた配合錠剤が出現し、氾濫している(下表参照)。

高血圧用薬AngiotensinⅡreceptor antagonist (ARB) とその配合錠剤

ARB成分

配合成分

ブランド部分

承認日

企業名

ロサルタン

なし

ヒドロクロロチアジド

ニューロタン

プレミネント

1998

2006.10.20

Merck

カンデサルタン

なし

ヒドロクロロチアジド

ブロプレス

エカード

1999

2009.01.21

武田薬品

バルサルタン

なし

ヒドロクロロチアジド

シルニジピン

ディオバン

コディオ

アテディオ

2000.09.22

2009.01.21

2014.03.24

Novartis

Novartis

味の素

テルミサルタン

なし

ヒドロクロロチアジド

アムロジピン

ミカルディス

ミコンビ

ミカムロ

2002.10.18

2009.04.22

2010.07.23

Boehringer

Ingelheim

オルメサルタン

なし

アゼルニジピン

オルメテック

レザルタス

2004.01.29

2010.01.20

第一三共

イルベサルタン

なし

アムロジピン

トリクロルメチアミド

イルベタン

アイミクス

イルトラ

2008.04.16

2012.09.28

2013.06.28

塩野義

大日本住友

塩野義

アジルサルタン

なし

アムロジピン

アジルバ

ザクラス

2012.01.18

2014.03.24

武田薬品

 

ロサルタンと利尿薬ヒドロクロロチアジドの配合したプレミネント配合錠LDが最初であり、配合比率の異なるプレミネント配合錠MDも2013年9月20日に承認されている。

ヒドロクロロチアジドは1959年から万有製薬(現在はMerck)がダイクロトライド錠の販売名で販売し、汎用されたが、血中カリウムを過度に対外排出するとか、尿酸値を上げるのではないかという懸念から(価格が安くなり過ぎたというのが本当の理由だろうが)、使用されなくなり、現在では東和薬品がヒドロクロロチアジド錠12.5mg「トーワ」、同25mg「トーワ」を医療現場に供給するだけになっていた。しかし、配合剤の成分として再登場である。血圧を下げる効果はARBよりもヒドロクロロチアジドの方が確実であり、プレミネント配合錠LDの登場は歓迎された。しかし、ARBの配合錠がこんなに沢山必要なのかという疑問も起きている。

高脂血症用や糖尿病用の配合錠剤、その他の配合錠剤も続々と承認されている(下表参照、抗エイズ薬、経口避妊薬は記載していない)。 

配合成分

配合成分

ブランド部分

承認日

企業名

アトルバスタチン

アムロジピン

カデュエット

2009.07.07

Pfizer

ピオグリタゾン

メトホルミン

グリメピド

メタクト

ソニアス

2010.04.16

2011.01.21

武田薬品

ミチグリニド

ボグリボース

グルベス

2011.04.22

キッセイ

トラマドール

アセトアミノフェン

トラムセット

2011.04.22

Janssen

アトバコン

プログア

マラロン

2012.12.25

Glaxo

フェキソフェナジン

プソイドエフェドリン

ディレグラ

2012.12.25

Sanofi

コレカルシフェロール

沈降炭酸Ca

デノタスチュアブル

2013.02.28

日東薬品

ランソプラゾール

アスピリン

タケルダ

2014.03.24

武田薬品

トリフルリジン

チピラシル

ロンサーフ

2014.03.24

大鵬薬品

 配合剤のメリットは、コンプライアンスの向上、薬効の向上、副作用の軽減、選択肢の提供、薬価の低下などが標榜されている。デメリットは、配合比率が固定されているので、医師による微妙な処方調整ができにくい、また、副作用が発生した場合、原因となった成分の特定が難しいなどが言われている。しかし、これら医師や患者にとってのメリット、デメリットは些細ではないかと私は思う。

先発製薬企業にとってメリットが大きいのである。配合剤の開発のメリットは製品ライフサイクル・マネジメント (LCM) に役立つ、製品寿命を延長させることができる、全くの新薬開発と比べて研究開発投資リスクが低く利益も確実である。配合剤に対する疑問の声はあるが、しばらく規制緩和は続くだろう。

          (その4)に続く

 

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医療用配合剤、どうなってるの (その2) (Odera_Shigetaka)

2014年09月18日 | 小寺

医療用配合剤、どうなってるの (その2)

 

医療用配合剤は医師の処方権を侵す

 開発部で新薬開発に私が従事していた頃、医療用医薬品で内服用の配合剤はほとんど存在しておらず、その理由も薬事部長だった先輩から聞いた。医療用配合剤は有効成分の配合比率を厚生大臣が決めるものであって、医師の処方権を侵すものだと喧嘩太郎から言われ、「配合成分の相乗作用または配合に伴う何らかのメリットがないと医療用の配合剤は承認されない」ということが確立したという。

1980年の薬事法改正でも、その施行規則(薬務局長通知 薬発第483号)において「承認拒否事由」(いわゆるネガティブリスト)の中に記載され、1993年の改定(医薬審第666号通知「医薬品の承認申請に際し留意すべき事項について」)においても配合剤を承認する要件として次の3項目が挙げられていた。

① 輸液等、用事調製が困難なもの

② 副作用(毒性)軽減または相乗効果があるもの

③ その他特に必要と認められるもの

この要件は2005年3月に改定されるまで、変わらなかった。用事調製が困難なものとは、病院内で無菌的に配合剤を製することが難しい輸液、注射液、点眼液であり、錠剤などは想定されていない。また、相加効果では承認されない、副作用軽減を臨床試験で証明するには膨大な被験者を対象としなければならないとなると、医療用配合剤の開発に乗り出す企業は皆無であった。これは欧米とは異なる状況となった。

最近、医療用配合剤が増えてきた

ところが医療用配合剤の規制緩和を求める意見が2004年に政府に提出された。同時に、海外製薬企業の団体から配合剤承認要件緩和の要求が出された。厚生労働省は外圧に弱い。2005年3月31日に薬食審査発第0331009号通知を出し、以下のように承認要件を緩和した。まず、「医療用配合剤については、次のいずれかの事由に該当するものでなければ認められないものである」とし、4つの事由を掲げた。「いずれか」に該当すればよいのである。

① 輸液等、用事調製が困難なもの

② 副作用(毒性)軽減または相乗効果があるもの

③ 患者の利便性の向上に明らかに資するもの

④ その他配合意義に科学的合理性が認められるもの

そして、「新医療用配合剤の申請に当たっては、配合された有効成分の配合理由の根拠を示す資料を提出すること。当該資料は原則として臨床試験及び動物試験によるものとする。

ただし、既承認医薬品等とほぼ同等と判断され、しかも配合意義が学問的に確立していると考えられるものにあっては、当該資料の添付を省略できるものとする。」とした。

「原則として」に続く「ただし」は厚生労働省がお得意とする文章で、実際は、配合剤についての日本での臨床試験を省略しても申請できるということで、海外製薬企業の要求を大幅に受け入れた形である。欧米で使用されている配合剤はほとんどフリーパスになったも同然である。「患者の利便性の向上に明らかに資するもの」という要件は「慢性疾患患者の服薬コンプライアンス向上」、つまり2錠飲むところを1錠にしたということで要件を満たしてしまう。2005年の規制緩和以降、沢山の配合錠剤が出現し、調剤薬局を悩ませている。

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医療用配合剤、どうなってるの (その1) (Odera_Shigetaka)

2014年09月14日 | 小寺

医療用配合剤、どうなってるの (その1)

 医療事故を防止するための対策がとられていること、似た販売名の医薬品を出現させないように医薬品医療機器総合機構 (PMDA)が事前チェックするようになっていること、また後発医薬品の販売名は一般名採用へ変更されたことなど、先にご紹介させて頂きました。その折、医療用配合剤の後発品について「有効成分が複数である配合剤などではどうするのか、未定なところも残っているようだ。」と記載しました。この夏、東京医薬品工業協会の商標部会の納涼会にOBとして参加したとき、後輩達から医療用配合剤の後発品の販売名について情報を仕入れましたので、その情報に更に補填してご紹介したいと思います。同期の皆さんも生活習慣病になったらお医者さんから処方される薬かも知れません。

 厚生省の成り立ちと医師の処方権との葛藤

 薬事部長だった先輩から昔々に聞いた話である。厚生省(2001年1月以降は厚生労働省)は、元来オイコラ警察の流れを組むお役所だと先輩は言う。明治初頭に文部省医務課、明治6年に文部省医務局が置かれた。

明治の元勲は芸者を妻、妾にしていた人が多く、役人たちも岡場所で遊び、ウメの病気に罹患する輩が絶えなかったという。役人が次々と倒れたのではシャレにならず、対策しようとしたが、文部省では力及ばず、明治8年(1875年)に取り締まり機能の強い内務省へ移管され、衛生局となった。内務省は大久保利通が設置し、地方行政、警察、土木を管轄していたが、そこに岡場所を取り締まる衛生局も編入されたわけである。

昭和13年1月11日に内務省から衛生局と社会局が分離されて厚生省として独立したが、内務省の体質は色濃く厚生省に継続されたと先輩は言う。

取り締まる、規制するというオイコラ警察風の厚生省に対抗したのは日本医師会会長を25年間(1957年~1982年)務めた武見太郎である。この方は俗に喧嘩太郎と呼ばれ、厚生大臣の首を簡単にすげかえたという逸話がある。厚生省の局長、課長など小僧扱いし、厚生省が開業医に対して規制するような姿勢を示すと強烈に対抗し、保険医総辞退とか全国一斉休診(いわば医師のストライキ)を振りかざし、撤回させたという武勇伝が今に伝わっている。武見太郎は大久保利通の次男である牧野伸顕の孫娘を嫁としている。

牧野伸顕の長女を嫁としたのが吉田茂であり、吉田茂の娘の子が麻生太郎元総理である。武見太郎は吉田茂の義理の甥、麻生太郎の義理の叔父に当たる。また銀座クリニックで大物政治家を診察していたので、政治家の健康状態も把握しており、政界への影響力は大きかったという。

 医療用医薬品を厚生大臣が承認する際、承認事項の中に「効能・効果」と「用法・用量」がある。しかし、武見太郎から見ると、薬をどのような疾患に用い、どのような量をどのように用いるのかは医師の処方権に属することであって、厚生大臣が限定するなど、とんでもない。

そこで医師会は厚生省へ強く申し入れしたという。その結果、「年齢・症状により適宜増減する」という文言を加えることが流行った(最近の医療用医薬品の承認では、このような当たり前のことを記載する事例は見なくなってきたが)。

 日本医師会(現在の会員数は約16万6千人)は今でも有力な団体であるが、武見太郎の後、豪腕を振るう会長は出ていないようで、厚生省側が強くなってしまった感もある。

      (その2)に続く

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近況報告 (Fujimura_Michio)

2014年09月09日 | 藤高・藤村・牧野

 

栄光学園11期の皆様方
       
残暑お見舞い申し上げます。今年は本当に天候不順で不快な夏を過ごされたのではないでしょうか。
お変わりなくお過ごしの事と信じて居ります。
此方は昨年に引き続き、『冷夏』と『干ばつ』のダブル・パンチです。国際紛争や
風水害等の天変地異が多発しています昨今ですが、「政治の不安定と天候の不順に
相関関係が有る」と以前ある歴史学者が持論を説いていたのを思い出します。

さて、この場を借りて、私の近況報告させて下さい。此れを読まれている方の中には一部、以前既にお話したかも知れませんが、私は一昨年にATAVenturesでの直接投資から引退しました。

そのATA Venturesの事務所は今年9月末で10年のリースが満了致しますため、この程LosAltosと云う場所に移転しました。私自身のATA VenturesでのDirector Emeritusと云う立場は契約上/法律上の縛りから格別の変化は無く、此の状態は現在のところ2016年一杯続きます。

ただこの事務所移転を機会に、ATA Venturesの共同創始者のPete Thomas氏と行動を共にし、古くからの友人のKrish Panu氏と共に新たにPointguardVentureswww.pointguardventures.com 略称 PGV)と云うVCを創立しました。

私の事務所も従いましてPGV (3000 Sand Hill Rd. Bdg-3, Ste-210, MenloPark, CA 94022)内に移しました。私自身は体力的にSenior Advisorと云う立場でサポート役に徹して参ります。

そうする事で、若い起業家の皆さんと毎日接触し、最新の技術やアイデアを勉強させて貰い、出来るだけボケるのを遅らせたいと考えています。

               

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栄光学園同窓ゴルフ報告 (Oota_Motoo)

2014年09月05日 | 太田

栄光学園同窓ゴルフ

期日:2014年9月4日

コース:程ゲ谷カントリー倶楽部

 

 

 毎年9月初旬に開催されている栄光学園の同窓ゴルフが、今年は昨年同様、神奈川県の名門ゴルフコースの程ケ谷カントリー倶楽部で行なわれた。

 今年は参加者が少なく、26名と少し寂しいコンペになった。参加者の最高齢は4期の朝海俊夫さん、最若年は24期の福本学さんであった。我等が11期からは、悲しいことに、山口力也君と私太田元夫の二人のみの参加であった。

 幸い天気には恵まれたが、少し蒸し暑い感じであったが、この時期としては文句の言いようがないコンディションであった。

 7時半に集合、毎回幹事をして頂いている7期の高須賀さんの挨拶とルール説明の後、8時からアウトとインに4組づつの分れてスタートする。

 我々の組は、アウトからスタートの3組目で、9期の朝海和夫さん、同じく10期の中前峻さんと11期の山口力也君、それと私である。程ゲ谷カントリー倶楽部のメンバーで、毎週このコースを回っておられる朝海さんが断トツに上手で、アウトは42で回られた。中前さんは46、山口君が47、私が45とかなりのレベルのゴルフであった。

 10時過ぎにアウトを上がり、30分の休憩時間に急いで昼食を摂り、10時40分頃、インをスタートする。

 後半に入り、山口力也君が本来の調子を取り戻し、45で上がった。朝海さんは相変わらず安定していて43、中前さんが48、太田も少し乱れたが48で上がることが出来た。

 風呂で汗を流した後の反省会で、我等が後藤さんの次の次の同窓会長の17期の菱沼徹臣さんが初参加されたため、母校の近況の説明があった。話の中心は校舎の建て替えの寄付要請であった。

 この後、本コンペの今後の参加者増加の知恵を出し合った。空いている夏の暑い時期を狙ったらとか、いろいろな案が出たが、なかなか決定案は出なかった。 2時半頃、和やかなうちに、お開きになった。

 来年は、11期から少なくとも4名の参加者が欲しいものだと話ながら、帰路に付いた。

  

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ご協力ありがとうございました。(Oota - Okuyama)

2014年09月04日 | 栄光学園同窓会

栄光学園11期の皆様

皆様方のご協力により、名簿確認作業を終了し
本日(2014/9/2)栄光学園同窓会に送付いたしました。

ほぼ、予定通りに遂行できましたのは
皆様方のお陰と心から感謝しております。
ありがとうございました。
まずはお礼まで。

    2014年9月3日
     栄光学園同窓会11期委員 太田元夫
     栄光11会幹事      奥山 巌

 

2014/9/4 公開を了解された人のメールアドレスを送付いたしました。

 

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