ん?これなんでワースト映画なの?
「ジャックとジル」70点★★★☆
アダム・サンドラ―が双子の兄妹を
一人二役で演じるコメディです。
LAに暮らす広告マンのジャック(アダム・サンドラ―)は
仕事でも成功し、
美しい妻(ケイティ・ホームズ)と二人の子どもに囲まれ
幸せな暮らしを送っていた。
そんな彼のもとに
感謝祭の休日を過ごすため、
彼の双子の妹ジル(アダム・サンドラ―の二役)がやってくる。
この妹、悪いヤツではないのだが
空気が読めず、常にハイテンション。
そしてトラブル・メーカーでもあった。
今年もさっそく何かが起こりそうな予感が――?!
米タイム誌が選ぶ
2011年ワースト映画の1位だったこの作品。
しかし、観たら
いや?全然、まともで面白かったですよ?
アダム・サンドラーの映画のなかでも
上のレベルだと思う。
まず冒頭に登場する、
一般人の双子たちによる
「双子ぶっちゃけトーク」が可笑しいし、
こういう取材をして
双子の「何が面白く、何がコメディになるのか」を
ちゃんと考えて作ったのだろうな、と。
そして
妹役ジルのキャラがしっかり作られてもいるので
けっこうヒューマンなコメディにもなってる。
ジルはオーバー40で独身で
“イタい”暴走キャラ設定だけど憎めないし、
裏表のなさやその素直さで
ジャックの子どもたちに人気があったりして
わかる、わかる。
また演じるサンドラーが
自然すぎて、マジに女性にみえるのがスゴイ。
子役の使い方もうまかった。
まあ、まったく下品でないとは言わないけど(笑)
他国人にもウケるように
うまく作ってあると思います。
それに、なんとあのアル・パチーノが
本人としてバリバリ出演してるんですよ。
しかもかなり振り切れたキャラで(笑)。
これ、よく承諾したなあ、カッコイイなあと思いました。
ていうか、観ながら
もしかして、彼の扱いがワーストの理由なのか?
とか思ってしまった(苦笑)
でも実際には
ジルの女性像があまりにもひどいっていうのが、理由らしいんですよね。
もしかして、イタさがリアル過ぎたのかな。
ほか、
かなり豪華なカメオ出演もあり、
予想以上に、楽しめると思います。
★1/21(土)から全国で公開。
「ジャックとジル」公式サイト
ハリウッド映画って
男の人に女の人の役やらせるの好きだよね~。
「ヘアスプレー」のジョン・トラボルタとかさ……。
面白いからいいんだけど、なんか不思議
そういえば
あのジョン・トラボルタも
いるいる、だったな~~(笑)
ホントこういうオバさん
いるいる、なんですって。
東京23区ほか各地であるようです。
ホームページにありますが
かなり階層いかないと見つけにくいんで
デザインミスですね。
下記で見られますでしょうか?
https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=20111203001#content6