
これは見といたほうがいい(笑)

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」3D版 71点★★★★




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石油も水も尽きかけ、荒廃した世界。


愛する家族を失い、悔恨にさいなまれながらも
一人生き延びてきたマックス(トム・ハーディー)は

水を独占し、人々を恐怖と暴力で支配する
ジョー(ヒュー・キース=バーン)の軍団に囚われてしまう。

しかし
ジョーの右腕フュリオサ(シャーリーズ・セロン)が反乱を起こし、
マックスの運命も変わることに――?!

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自分の好みじゃぜ~んぜんないのに
説き伏せられる映画というのがありますが

まさにこれがそう。

「マッドマックス」シリーズをちゃんと知らないけど
予告を見て絶対観たいと思った。

あの坊主頭をまさか
シャーリーズ・セロンと思わなかったし

いまホットな
トム・ハーディーも見ておかなきゃってね。

そして
期待にたがわず!

いや~、マジでマッド!イッちゃってるわ(笑)

徹底した世界観の構築がものすごい。
砂漠を疾走するド派手なオートバイやら、カスタムカーの軍団。




華々しいカーチェイスとバトルのなか
車のてっぺんでギターをかき鳴らすミュージシャン……

って
一体、なんなんですか?!(爆笑)

マジでどうやって撮ってんの?!というスタントの連続に
目が釘付け。

言うことなしに暴力的なんですが、
それでいてえぐさは生理的嫌悪ギリギリのところで
カメラから外され、

その加減も実にいい。


第一、バイオレンスも


ものすんごいスピードとカラッカラの乾燥で
痛いとか、全然感じない(苦笑)

完成までに10年を要したそうで
いやはや、すごすぎです。


ジョージ・ミラー監督って
「ベイブ/都会へ行く」(98年)とかも相当イッちゃってるし
「トワイライト・ゾーン」の飛行機の話もめちゃくちゃ怖かったしなー。

字幕派なんで、見たのが吹き替えだったのが心残りだったんですが
まあほとんどマックス、セリフないし
違和感なかったですハイ。

★6/20(土)から全国で公開。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」公式サイト