
これは意外に意外な作品でした。

「ルイの9番目の人生」71点★★★★




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天使のように愛くるしい少年ルイ(エイダン・ロングワース)。


しかしその人生は
まるで何かに呪われているようだった。

8歳までに8回も死にかけ
美しいママ(サラ・ガドン)をハラハラさせてきたのだ。

そして9歳の誕生日。
ルイはまたしても大事故に巻き込まれてしまう。

いったい、なぜなのか?
ルイの担当医となったパスカルは(ジェイミー・ドーナン)は
その数奇な運命を謎を
解き明かそうとするのだが――?!

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あの
アンソニー・ミンゲラ監督が(08年、54歳で没。

生前に映画化を熱望したという
サスペンス小説がもとです。

たしかに、これは魅力的な話。

9年間で9回も死にかけた少年の
数奇な運命の謎は――?と聞いて
最初はSFを思い浮かべたんです。

時空ループ系の。
で、映画は
9歳のボクのハートウォーミングふうに始まる。

しかし進むうちに
けっこうサスペンス&ミステリーで
いや、そのうちにダークファンタジーの様相になり、
そして、え?サイコ・ホラー?!――

一粒で百味のお得さ。

まあ、途中でうっすらと
謎の解に気づきはするんですが
けっこう情けなく、ダマされてもしまいました。

タネを知ってしまうと
ガラリと映画の印象が変わるのも
おもしろさではあります。

予備知識ナシで、ぜひ!

★1/20(土)から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。
「ルイの9番目の人生」公式サイト
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