わたくし、この映画観てから
デニムシャツを2枚買い足しました。
だってかわいいのっ。スカヨハのワーキングファッションがっ。
「幸せへのキセキ」73点★★★★
*************************
ロスの新聞社に勤めるベンジャミン(マット・デイモン)は
半年前に最愛の妻を亡くした。
しかし悲しみに暮れるヒマもなく、
反抗期の息子と、かわいい娘の世話に大わらわ。
そんななか、彼は新しい土地で、
新しい生活を送ろうと決意する。
そして郊外に掘り出し物の家を見つけるが
これが曰く付きの物件。
なんと2年間、閉園状態にある
動物園がついてきたのだ――!
*************************
閉園した動物園を買い取ったシングルファザーの奮闘を描く
実話がもとの作品。
明るく健康的な、いい映画で、
マット・デイモンも
動物園のスタッフを演じるスカーレット・ヨハンソンも、
とにかく汗を流して働き、
緑の丘陵を
風が吹き抜けるような爽やさがあります。
動物たちを守ろうと
タダ働きでがんばってきた
スタッフたちの心意気にも胸熱くなるし
己のことを優先するのでなく、
人のため、動物たちのために行動することが、
結局は自分を成長させ、また癒していくという
この健全さと美しさがたまらなくいい(笑)
また
ただの“いい話”でないひねりとして
登場人物たちは個性的だし、
また主人公ベンジャミン氏の
行動の動機の秘密がラストに明かされたりする
ちょっとした仕掛けがうまいんですわ。
エル・ファニングもカワイイけど、
7歳の娘役のマギー・エリザベス・ジョーンズがスゴイ子役なんで
見る価値ありですね。
それに
スカヨハはじめ動物園スタッフたちの
デニム&ブーツの
ワーキングファッションもかなり気に入りました。
ただタイトルはセンスよくないですねえ。
「シングルファザー、動物園を買う」とかでよかったんじゃない?
え?なんかパクり?
★6/8(金)から全国で公開。
「幸せへのキセキ」公式サイト
余談だけど
秋田での痛ましいヒグマの事件を聞いたとき、
ついこの映画のことを思い出してしまった。
悪環境でガリガリにやせてたヒグマたちの映像見て涙が出たけど、
ホントに動物園を運営してくことは
並大抵じゃなく大変なんだとわかる。
この映画のような幸運が、もっと増えるために
行政もきっちり監視しないとあかんし、
ワシらもきちんと知って、
力になれることはしなきゃいけないよなーと。
ホントに映画は社会とつながってるんですよねえ。
ただ、子役の女の子は凄かったのでランクB位はいきそうです。
ラストシーンの
あるセリフに絡むものでした。