読者からのリクエストにお答えして
「脳内ニューヨーク」74点★★
「エターナル・サンシャイン」の
チャーリー・カウフマン初監督作
×
「マルコヴィッチの穴」の
スパイク・ジョーンズ製作
まあ
いかにも業界人が好みそうな映画ですが
けっこう好きでした。
はじめのうちは
妻に捨てられ、人生うまくいかない
孤独な劇作家(フィリップ・シーモア・ホフマン)の
よくある日常話なんだけど
彼がNYの巨大スタジオに
擬似NYを作り出し
役者たちに「ありのままの自分」を演じさせるという
プロジェクトを思いついたあたりから
次第に彼の作る演劇と現実が交じり合い
混沌としてくる…という。
これも昨日書いた
デヴィッド・リンチの超混迷作
「インランド・エンパイア」を思わせるんだけど
こちらは混乱しつつも、一応の流れがあり
いたずらに観客を翻弄しようという気配がないので
なんとかいけます。
それに
なんというか全体の手触りが柔らかくていい。
思考が必要だけれど、いい映画だと思う。
まあお疲れのかたは
間違いなく寝ると思いますが…
★11月からシネマライズほか全国で公開。
しかしこうしてみると
D・リンチの「インランド・エンパイア」って
アート志向のクソ映画かと思っていたけど
意外にいろんなシーンで思い出されるんだよね…。
「脳内ニューヨーク」74点★★
「エターナル・サンシャイン」の
チャーリー・カウフマン初監督作
×
「マルコヴィッチの穴」の
スパイク・ジョーンズ製作
まあ
いかにも業界人が好みそうな映画ですが
けっこう好きでした。
はじめのうちは
妻に捨てられ、人生うまくいかない
孤独な劇作家(フィリップ・シーモア・ホフマン)の
よくある日常話なんだけど
彼がNYの巨大スタジオに
擬似NYを作り出し
役者たちに「ありのままの自分」を演じさせるという
プロジェクトを思いついたあたりから
次第に彼の作る演劇と現実が交じり合い
混沌としてくる…という。
これも昨日書いた
デヴィッド・リンチの超混迷作
「インランド・エンパイア」を思わせるんだけど
こちらは混乱しつつも、一応の流れがあり
いたずらに観客を翻弄しようという気配がないので
なんとかいけます。
それに
なんというか全体の手触りが柔らかくていい。
思考が必要だけれど、いい映画だと思う。
まあお疲れのかたは
間違いなく寝ると思いますが…
★11月からシネマライズほか全国で公開。
しかしこうしてみると
D・リンチの「インランド・エンパイア」って
アート志向のクソ映画かと思っていたけど
意外にいろんなシーンで思い出されるんだよね…。