布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

23年後の柏駅東口周辺は?

2007-07-06 | その他
今後の柏市の人口・高齢化の現況と見通しについて、ちょっと触れてみます。
        人      口    高 齢 者 数    高齢化率
2005年   380,963人    62,383人   16.4%
2030年   368,337    113,877      30.9
※2005年は、平成17年国勢調査による。
※2030年は、国立人口問題研究所の平成15年12月の推計による。
上記の表からわかることは、あと23年後には、柏市の人口は1万2千人減り、65才以上の高齢者の方が、今より5万人増えると言うことだ。高齢化率もなんと3人に1人くらいになる。推計とはいえ、実に不安な状況を示している。
今、2007年問題で騒がれている団塊の世代の最初の方は83才になっている。その時の柏市の状態を、今、この場で、想像だに出来ない。今、若者の街、第2の渋谷と言われている柏駅東口周辺を、平日の昼間、闊歩しているのは、おじいさんとおばあさんだけになってしまうのだろうか。それが、事実となる可能性が高いなら、今からそれを素直に受入れられる心の準備をしておかねばならないでしょうね。願わくば、そのおじいさんやお婆さん達が、ダンディで、心も体も健康で元気であることを望みます。これから年寄りになる自分たちも、そうなるよう今から気を配っておく必要がありそうだ。
現在、こういうことを念頭に活動していると思われるグループが、市内にはいくつかあります。その最大のグループは、平成5年に発足した会員350人の生涯現役ときわ会(代表世話人中島浩)だろう。この会は、社会参加による生涯現役をめざし、生きがいに満ちた人生を満喫することを目指す会です。この会の活動内容の展示会が、下記により行われますので、紹介してみます。
『活動紹介展示会』
日    時    平成19年7月17日(火)~7月23日(月)
           午前10時~午後7時(23日は午後4時まで)
場    所    柏そごう8階連絡通路
『入会希望説明会』
日    時    平成19年8月11日(土)午前10時~12時
場    所    アミュゼ柏1F 会議室A
そ の 他     対象者の年齢説明はないが,多分40~50才以上の方が対象?
『旧山古志村支援チャリティ歌声喫茶』
日    時    平成19年8月11日(土)午後2時~4時
場    所    アミュゼ柏1F 市民プラザ
入 場 料     1,300円
後援は、柏市教育委員会ほか近隣3市の教育委員会がしており、安心して参加出来るグループみたいですね。
でも、こうした民間の生涯現役で活動するくらいでは、23年後の超高齢社会に対応できないと、急速に千葉県北西部の地域では、政令指定都市構想が検討課題として浮び上がってきています。その一つが、正式名称「政令指定都市問題研究会」で、柏市、松戸市、我孫子市、流山市、野田市、鎌ヶ谷市の東葛6市で構成され、平成18年5月に結成されました。もう一つは。同じ18年5月に、松戸市、市川市、船橋市、習志野市、鎌ヶ谷市、八千代市、白井市の7市で構成された「広域行政に関する調査・研究会」なるものです。前者の現在の合計人口は139万人、後者は200万にとなっている。いずれが、政令都市を実現するにしても、夢のような話だ。柏市は20年4月に中核都市に移行する予定なのに、話は、さらに先に進んでいる。多分、自分は、生きているだろうから、結果はこの目で見届けたいものです。
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