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新大利根橋有料道路が来年4月から無料に!

2009-12-06 | その他
千葉県と茨城県は利根川によって分断されており、これを繋ぐ橋は重要な役割を果たしている。国道6号(水戸街道)にかかる利根大橋みたく、無料で行き来できれば、大変便利になると思う人は多いことでしょう。
ということは、その一つである茨城県取手市戸頭と千葉県柏市布施を結ぶ新大利根橋有料道路の2.4kmの有料道路が無料に成ってほしいと思う人は、特に茨城県側の方が多いのではなかろうか。現在、この有料道路を使用している人の多くは通勤で使っている。ご周知のように、利根川に架かるこの有料道路は、国道6号のバイパスとしての機能もはたしている。もちろん、この有料道路自体は茨城県道・千葉県道47号守谷流山線の一部としての役割を果たしています。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、この有料道路の料金所は1箇所のみで、取手市にある。有人のゲートにて料金を支払う形態で、ETCやクレジットカードによる料金徴収には対応していない。尚、深夜帯は無人となり、無料で通行できる。回数券も発売しており、1冊あたりの枚数が多い回数券(販売額が高額なもの)ほど割引率が高いとのこと。
歩行者及び自転車は、併設されている歩道を無料で通行することができる。但し、「軽車両等20円」との料金設定があることから、かっては歩道にも鳥の巣箱ほど大きさの木製の自転車用料金箱が設置されていたことがあるが、歩道は有人ゲートではないことからほとんど機能しなかった。これには、隣接学区の制度を利用して取手市や守谷市から千葉県立柏高等学校等へ通学する高校生が多く通行するが、そうした利用者からの不平不満を考慮した結果撤廃したものと見る向きもある。
一方、柏方面から茨城側へ行く多くの人の目的は、料金所を越えた先にあるジャスコ(取手店)・ケーズデンキ(取手パワフル館)、少し離れたジョイフル本田(守谷店)・西友楽市守谷店・アクロスモール守谷・ロックシティ守谷SCなどの買い物に行くのに利用している。
もちろん、茨城県の人は、JR柏駅前の買い物等に来る時に利用する人も多いと思うが、平日は、通勤で通う人の方が多いようである。
この有料道路は、1980年4月17日に開通したから、来年2010年の4月で30年がたつんですね。30年間かかって、どうやら、元が、建設資金の回収ができたらしい。以前から、この有料道路の無料化については、茨城県側の方が熱心で、政治家が中心に無料化促進の旗を振っていた。
だが、やっと、その採算期間が過ぎたので、来年の4月17日から、通行料が無料となる。今、普通自動車の片道料金が200円であるので、往復400円が料金なしで、千葉県と茨城県側を自由に行き来できることになる。それは、ここを利用する者としてはうれしい限りである。
しかし、である。これを手放しで喜んでばかりではいられない。特に千葉県側の我孫子市や柏市の自治体は頭を痛めているらしい。今までは、有料だったので、国道6号を使ってそれぞれの市や東京方面に行っていた車が、今度は大挙してこの橋を利用して毎日流れ込んで来た場合を心配しているのだ。今、各市ともこの対策に頭をなやませているみたいです。
かく言う、私も、この橋げた付近で畑をしている者として、少々心配しています。というのは、利根川をまたぐ橋のひとつである芽吹橋みたく、この橋も無料化により万年渋滞して排気ガス汚染が発生し、環境悪化の原因とならないかを心配しているのです。また、将来的にこの道路に16号バイパスが建設され、つながったら、それこそ、一体帯どうなるんでしょうかね?
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