館山、鴨川、南房総の３市の早場米は販売ＯＫと麗澤大学での生涯学習フェスタ２０１１

千葉県は８月１１日、館山、鴨川、南房総の３市１７カ所で収穫された早場米「ふさおとめ」などの玄米の放射性物質を測定したところ、ヨウ素やセシウムはいずれも検出されなかったと発表。同日付で県内では初めて、３市内のコメ農家への出荷自粛要請は解除され、農産物直売所での販売を開始した。千葉県では、放射能が１キロ当たり２０ベクレル以上なら検出できる測定器を使用している。
千葉県では、今後も順次、米の作付がある全市町村を対象にモニタリング検査を実施し、検査結果が判明していない市町村については、結果が判明するまで、市町村や関係団体等と連携し、２３年産米が出荷・販売されることのないようにしているという。つまり、安全性が確認された市町村の米についてのみ、出荷・販売が可能となるそうです。
以下に、今回のこの千葉県産米の放射性物質調査の実施概要について紹介します。
１．調査の仕組み
　　　予備調査と本調査を合わせ、326点の調査を行います。
　　(1)予備調査(収穫前調査)
　　　目的 ・・・立ち毛段階で放射性物質濃度の傾向を把握する
　　　対象市町村数：空間放射線量率が平常の範囲を超える(注1)市町村(17市町村)
　　　検査点数：49地点(17市町村)
　　　検査時期 ：収穫の1週間前
　　　　(注1) 空間放射線量率0.15マイクロシーベルト/時間 を超える市町村
　　(2)本調査(収穫後調査)
　　　目的・・・収穫後に放射性物質濃度を測定し、出荷制限の要否を判定する
　　　対象市町村：コメを栽培する全市町村(浦安市を除く53市町村)
　　　検査点数：予備調査実施市町村 65地点(17市町村)
　　　　　　　　その他の市町村 212地点(36市町村)
　　　検査時期：収穫後
　　　　　※本調査の検査地点数については、各調査の結果で200ベクレル/kgを
　　　　　　超えた場合はさらに地点数を増やして詳細な検査を実施する。
２．結果の公表
　　本調査は、現地の収穫にあわせて随時実施することとし、結果が判明した時点で速やかに公表する。
３．結果の取り扱い
　　市町村内の全調査地点での検査結果が暫定規制値以下となった市町村のみ、米の流通・販売等が可能になる。
４．問い合せ
　　所属課室：農林水産部安全農業推進課食の安心推進室
　　電話：043-223-3092
　　ファクス：043-201-2623

次に話題を替えて、秋に麗澤大学で開催される生涯学習フェスタ２０１１について、紹介します。
開催日時　　　　２０１１年１０月２日（日）１０：００～１５：００
開催場所　　　　モラロジー研究所（廣池学園）
　　　　　　　　　　　※所在地： 柏市光ケ丘２－１－１
　　　　　　　　　　　　（南柏駅より　バス５分 or 徒歩１５分）
　　　　　　　　　　　　ＴＥＬ： 04-7173-3191
内　　容　　　　☆「家族のきずな」エッセイ表彰　☆近隣小・中学生の吹奏楽演奏
　　　　　　　　　☆変装ごっこ　　　　　　　　　　　　☆スーパー紙とんぼ
　　　　　　　　　☆皿回し体験　　　　　　　　　　　　☆子供遊び
　　　　　　　　　☆ジャンボすべり台　　　　　　　　　☆ストライクアウト
　　　　　　　　　☆和紙ちぎり絵の体験　　　　　　　☆モンキーブリッジ
　　　　　　　　　☆盆栽と山野草展　　　　　　　　　☆生涯学習展示
　　　　　　　　　☆車椅子体験　　　　　　　　　　　　☆ネイチャーゲーム
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など
対　　象　　　　　どなたでも
費　　用　　　　　無料
主　　催　　　　　公益財団法人 モラロジー研究所
共　　催　　　　　麗澤大学、麗澤中学・高等学校、麗澤幼稚園
後　　援　　　　　千葉県・千葉県教育委員会、柏市・柏市教育委員会
　　　　　　　　　　我孫子市教育委員会、鎌ケ谷市教育委員会、
　　　　　　　　　　流山市教育委員会、野田市教育委員会
　　　　　　　　　　松戸市教育委員会、柏市ＰＴＡ連絡協議会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　他
問い合せ　　　　モラロジー研究所　生涯学習フェスタ事務局
　　　　　　　　　　ＴＥＬ： 04-7173-3191