布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

縄文と江戸時代から見る柏の歴史講演会

2009-10-12 | 歴史
今年の5月から9月13日まで、柏市郷土資料展示室(所在地:柏市大島田48-1柏市沼南庁舎内)では、第3回企画展として「村絵図は語る」と題し、近世に描かれた市内の村絵図も基に、川や沼のほとりに点在する田畑や集落の人々の長い開拓の歴史に関する資料を展示しましたことは、ご存知の方は多いかと存じます。近世に描かれた柏の村々として、鷲野谷村・船戸村・大井村などの村絵図・村明細帳・検地帳・宗門人別帳類が展示していたのです。この時は、これらの資料を手がかりに村々の成り立ちや村人たちの生活を考えさせたようですね。
今回は展示もあるようですが、歴史講演会として、上記の観点から、専門家を招いて、『房総の縄文文化』や『柏の古文書にみる江戸時代の人口』等、もう少し突っ込んで解説してくれるみたいです。
特に今日の柏市のまつづくりの基礎ともなっている江戸時代には、市域には48の村(大字名として残る)が広がっていましたから、この講演でどのようなことを明らかにしてくれるか、大変興味がありますね。
では、以下にその講演会の概要を紹介します。今回、当日に写真展示や市史刊行物の紹介も行われるようです。なお、掲載した写真は、私が同資料展示室に伺ったときにとった同郷土資料展示室内部の展示物です。
開催日時    11月1日(日) 午後1時15分~4時 
            ※開場:午後1時
開催場所    柏市中央公民館 5階講堂
          (柏市役所第2庁舎となりの教育福祉館館内)
プログラム   ☆午後1時15分~2時30分
           演題:『房総の縄文文化』
           講師:清藤一順氏
             (柏市史編さん委員・千葉県立中央博物館上席研究員)
          ☆午後2時30分~2時45分
           質疑応答・休憩、写真展示、市史刊行物の特別紹介
          ☆午後2時45分~4時
           演題:『柏の古文書にみる江戸時代の人口』
           講師:高橋美由紀氏
             (柏市史編さん委員・立正大学准教授)
対  象     市内在住・在学・在勤のかた
定  員     140名(先着順
費  用     無料
主  催     柏市教育委員会
申し込み    10月2日(金)午前9時から、電話で文化課へお申込み下さい。
問い合せ    同教育委員会事務局生涯学習部文化課
          電話  04-7191-7403
          FAX 04-7191-8484
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