布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

駒木のお諏訪様と初詣考

2008-01-04 | その他
創建1200年を平成18年に済ませた流山の駒木にあるお諏訪様(諏訪神社)にも初詣をしてきました。車も東武線豊四季駅北口入口までは、実にスムーズに車も流れていたのですが、そこからお諏訪様の駐車場までは、車が数珠繋ぎで全く動かない。遠くにお諏訪様の鳥居がみえるのに、車が前に進まない。警備員の指示により車を歩道側ぎりぎりに寄せ、駐車場の空きまちの列に入る。流山方面に行く人は、対向車線と待ち車の間を縫って走っていく。見ているだけで恐い。更に、お諏訪様へ参拝に行く人の群れ、帰ってくる人の群れが入れ乱れるから、実に混沌とした状況になっている。歩行者も平気でどこでも平然と道路を縦横に横切る。何時事故が起こっても不思議でない状態。
お中元・お歳暮時の柏の高島屋の駐車場に入れる列よりはましかもしれないが、久しぶりに待たされる。東武線の線路の手前にあるお諏訪様の反対側にある駐車場に辿り着くまでなんと30分掛かった。わずか100メートルくらいしかないのに。
しかし、問題はそこから先にもあった。なんと参拝の列が、最初に見えた鳥居の下まで続いていたのである。しかも横に10人くらい並んだ列だ。
これも辛抱強く待つ以外ない。亀の歩みと同じ。これも並ぶこと30分、いやー、こんなに参拝が大変だとはーーー。若いときは、こういう待つ時間を楽しむ余裕があったが、年を取ると気が短くなっていけない。だから、こういう時、連れがいないと惨めだ。今回は、家内と娘がいたので、あれこれ話すことで気持ちが、紛れ、待時間の長さを感じないで済んだ。
その割には、参拝時間はあっけない。しかし、しっかりとお諏訪様に今年の家内安全をお願いした。参拝者の列は、お札の販売所も飲み込んでいた。
破魔矢とおみくじを買うべく、突進(?)するが、なかなか前へ行かない。破魔矢は2,000円と1,000円のが、おみくじも300円と100円のがあったが、いずれも安い方を買い求めた。そのせいか、おみくじは大吉にならず、中吉。まあ。凶でなかったからヨシとすべきか。だから、おみくじは木にきちんと結んでおいて、きました。
一般的に、正月三が日に参拝するのを初詣といっているが、1月中に参拝すれば特に問題はないらしい。また、回数に関する規定はないが、多数の神社仏閣に参詣すれば色々なご利益があるという説もあるので、自分は複数の神社へお参りしている。
初詣は元々、「年蘢り」(としこもり、としごもり)と言い、家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神の社に蘢る習慣であった。やがて年蘢りは、大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、元日詣が今日の初詣の原形となったということらしい。
従来は氏神またはその年の恵方の方角の社寺に詣でること(恵方詣り)が多かったのだが、近年では氏神や恵方とは関係なく有名な寺社へ参る人も多くなっている。また境内では甘酒や神酒が振るわれ、飲むと厄除けになるとされる。
全国の参拝者数でベストスリーの常連成田山新勝寺は、昨年11月に総門も完成したためか、今年は昨年の290万人を上回る参拝者が訪れるかも知れないとのこと。すごいですね。柏市内では、柏神社の10万人が最高だというのに。
コメント
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