布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

今でも続く逆井・藤心地区の南相馬大師送り

2006-11-25 | 歴史
柏市の逆井・藤心地区は,昔は南相馬郡であり,布施や田中等の地区は昔は北相馬郡の中に入っていました。新四国88ケ所巡礼は,北相馬郡(茨城県取手市が中心地区)では1773年から,南相馬郡(柏市の沼南地区が中心)では1823年から行われました。北相馬郡の柏地区,まあ布施地区の大師講はほとんど戦前で終わってしまったが,(もちろん,茨城県側では,今でも盛んに続いている。)南相馬郡では,今でも盛大に続いている。送り大師は,今では東葛・印旛大師組合が取り仕切り,送り大師というように,各自が大師の札所へ出向くのではなく,大師が各地区の札所へ来てくれるという考え方で行っているとのこと。札所は沼南が51箇所,柏が15箇所と続いている。東葛,印旛というように,柏市,白井市,鎌ヶ谷市,松戸市の四市に配置された写し札所の85キロを5月1日~5月5日の間に毎年,廻るのです。結願所は32箇所あり,30年に1回は結願区となるそうですが,まだ,この仕組みが自分には十分理解できていない。私の家の菩提寺である柏の長全寺(写真)も1番と60番札所になっているのに。今日は,ここまで。
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