マコモ料理を極める

最近は毎日マコモを食べている。
どんな料理の仕方をすれば一番おいしく食べられるのか研究の日々である。



マコモとキノコの炊き込みご飯
これは毎年やっているがなかなかおいしい
それとマコモと豚肉の油ゾーメンケッチャプ味
トマトとマコモは相性がいいかもしれない




風邪がぬけないときはしょうがの千切りをたっぷり入れたマコモの卵スープ
とろみをつけているので体がぽかぽかしてくる




シンプルにインスタントラーメンに入れてみる
野菜を入れるのならやっぱりサッポロ一番みそ味でしょう
ためしてガッテンでやっていたように麺を重曹をいれて煮て生めんのようにする
これも結構いける




冷蔵庫の中でトマトが柔らかくなっていたのでベーコンとマコモとで炒める
やっぱりマコモにはトマト味があう

最近のバナナの木のようす

台風の塩害でバナナの木もほとんど枯れてしまった。




島バナナは風にも塩にも弱い
でもいつのまにか新しい葉がでている




ひとつだけ実が残っていた




それが少しずつ黄色く熟し始めていた
冬の実は夏に比べるとあまりおいしくないのだが、それでもそろそろ食べごろかと楽しみ
にしていた




気がついたら黄色い部分だけきっちりと鳥に食べられていた
どの鳥がやったんだ
こんど見つけたら石を投げてやる




すっかり枯れてしまっていた幹の先からかすかに緑色の葉が顔をのぞかせている
この葉がそのまま大きく成長してくれるといいのだが

台風が去って新芽がでてきた

今年の夏は最初のうちそれほど大きな台風にも襲われずこのまま大きな被害なしで終われる
かと期待していたのだが、１０月に立て続けにきた１８号１９号によって我が家の野菜や
木々はもちろんのこと奄美全体の作物にも大きな被害がおよんでしまった。
しかし最近になって我が家のまわりの植物たちは徐々に立ち直りをみせている。



塩害ですべての葉が落ちてしまっていた月桂樹だったが半月ほどで若い芽が顔を出し
始めていた




それが気がつくといつのまにか青々とした葉が茂っている




同じくもう枯れてしまったのかと心配していたフェイジョアも芽を出していたと思ったら




元気な葉をつけている
台風が去ってちょうど１ヶ月がたつが、その間でここまで回復した生命力はすごい




正面にあるグアバの木も半分倒れ掛かってもうだめかと思っていたがなんとか芽がついた




そして今は少しずつ全体が茂りだしてきている
来年の夏にはまた実をつけてくれるだろうか
その前に傾いている木をまっずぐに直してやらなければ

奄美の１１月は忙しい

台風シーズンも終わり冬春野菜の植え付けを行わなければならない１１月は奄美に住む人間に
とって多忙な季節である。




台風で吹き飛ばされたテレビアンテナを再度固定しなければならない




同じく台風でボロボロになったビニールハウスも補修してほぼ全滅状態のパッションフルーツ
の苗を植え直さなくてはいけない




ダイコンもジャガイモもまだ植えていない




乾燥させていたヒマワリの種も採らなくては




マコモも今収穫しなくてはすぐに大きくなりすぎてしまう

それなのに１１月の後半に開催される集落対抗駅伝大会のための練習が夜行われるのだが
それに参加しては汗をかいてそれが冷えて風邪をぶり返して寝込んでしまうという繰り返し
がこの１ヶ月続いていてさっぱり作業がはかどらない
なんとかしなくてはと気は急くのだが行動が伴わずやるべきことがどんどんたまっていく
体力気力の衰えだろうか
年のせいだとは思いたくないが
でも奄美まできてせかせかしてもしょうがないか・・

マコモを料理する

風邪をひいて寝込んでいる間に田んぼのマコモはどんどん大きくなってしまっていた。
あまり大きくなると皮が硬くなるのと、実の中に黒い斑点ができやすくなってしまうようだ。




去年に続き収穫時期を逃してしまったかもしれない




とにかくがんばってたくさん収穫した




このマコモをどう料理するか
このとき滞在していたオーストリア人のＭさんにためしに豚ばら肉と一緒に炒めてだした
ところ「はじめて食べたが、本当においしい」と絶賛された
また食べたいというので翌日の夕食メニューは、マコモと豚軟骨の柔らか煮・マコモの
てんぷら・マコモとナスの煮浸しとマコモのオンパレードだった
本当はマーボー豆腐の中にもマコモを入れたかったのだが、きっとおしかったことだろう
そして彼はマコモを食べたことのある数少ないヨーロッパ人としてこれから貴重な経験を
大事にしていってほしいものである




別の日の昼食にマコモ入りお好み焼きをつくってみた




味のほうは特にコメントするほどの感動はなかったとだけお伝えしておこう