奄美の郷土料理鶏飯を家庭で作る

ハヤシさんも、ハヤシさんの奥さんのリエコさんもコテコテ関西弁の大阪育ち夫婦であるが、生まれは奄美である。
そしてリエコさんは昔喫茶店や割烹を経営じていた経歴をもつ料理自慢である。
そのリエコさんの得意料理のひとつが奄美の郷土料理である鶏飯なのである。
鶏でとっただし汁を、ご飯とその上ににのせたむし鶏、しいたけ、卵焼きなどの具に、たっぷりとかけて
食べるスープかけご飯のような料理である。
奄美には鶏飯を食べさせる料理店が数多くあり、それぞれがビミョーに違う味わいを出しており
店ごとにファンがいる。
奄美に来てから何店かで鶏飯を食べた。
しかし家庭で作る鶏飯というのは味わったことがなく、今回の滞在中にリエコさんが作ってくれるという事
を聞いてから楽しみにしていた。






地鶏のガラを半日以上かけてじっくり煮込み、スープのベースを作っておく
そしてご飯の上にのせる具を準備する
普通のお店と違って海老・うなぎなど豪華な具が並び、薬味も様々なものが用意されていて食欲をそそる








そこに味を調えた熱いスープをかける
このスープを濁らせず塩加減をうまく行なうのが難しいとのこと
「鶏飯はスープがすべて」なのだそうだ






おいしかった！
この日はシマッチュを中心に６、７人の人たちに鶏飯が振舞われたのだが、皆おいしいと言ってお替りを
していた
奄美の料理店で出される鶏飯は普通、軽く1000円以上していて、個人的には絶対に高い！と思って
いるがこの鶏飯だったら1000円以上払っても構わないと思った







他にこの日出された料理は旬の山菜の天ぷら
サワコさんがハブを気にしながらへっぴり腰で採ってきたみつば・せり・おおばこ等の採り立て山菜も
グッドであった