奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

あーりーばーどの本当の意味

2011-12-05 20:00:44 | 住まい
我がペンションの名前は「あーりーばーど」という。
南国の太陽の下、畑作や生涯学習・マリンスポーツを楽しみなが奄美での長期滞在を満喫して
もらおう、という小さな民宿だ。
もちろん短期滞在のお客も歓迎だ。
あまり広告もしていないのでホームページを訪れる人もそれほど多くないし、島の中でもほとんど
知られていない。
そんな中で地元の人からよく「あーりーばーどってどんな意味なの?」という質問をされた。

これは英語のことわざの
The early bird catches the worm. (早起き鳥は虫を捕まえる)日本で言えば「早起きは三文の得」
からとったものである。
奄美の夏はみんな毎朝早起きだ。早起きするといろんな鳥がさえずっている。特にアカショウビンの
声が耳に残る。
奄美のイメージといえばまずこれだ。
だからペンションの名前をつける時にはあまり迷わず「あーりーばーど」とつけた。







だから島の人たちに名前の由来をたずねられたときは、いつもこのことわざの話をしていた
しかし何人も同じ質問をしてくるのと、説明をした後の反応が「ふーーん」という何かすっきり
しないものであるのを感じて、不思議に思っていた












何故そのような反応が返ってくるのか、ある日ようやくわかった
「ばーど」(この場合アクセントは ば ではなく ど にあるらしいのだが)という言葉は島の
方言でやっかいなとか、めんどうくさいという意味なのだそうだ
そしてこちらの人は「あーりーばーど」は「あげーばーど」を連想させてしまうらしい
「あげー ばーど。」で「ああ、いやだなあ」という表現になるのだ
あげー は奄美における感嘆詞である

知らなかった・・
それであんな怪訝な顔で名前の由来を尋ねてきたのか
それにしてもみんな何も言わないので、全然気がつかないままとんでもない名前の看板を掲げ続け
ていた
でも今更意味がわかったところで名前を変更するわけにもいかないので、このまま通すことにした
それよりも看板が小さすぎて何をやっている建物なのかさっぱりわからないというご指摘をしばしば
頂くので、この名前をもっとアピールすることを考えている



群馬県でエクステリアの設計・施工の事務所を営んでいるGENさんが看板のデサインを考えて
くれました。
http://gardenstudio.blog63.fc2.com/blog-date-201111.html
彼のブログの11月21日の記事に載っています。
いつかこんな目立つ看板を立ててみたい。

長期滞在宿泊料特別値引きセール間もなく終了
詳しくはホームページをご覧下さい







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