米軍のイラク撤兵を求める声が米国内で高まるなかブッシュ大統領は、撤退とは逆の米軍増派をめざそうとしているようだ。その背後に、イラク先制攻撃を扇動してきた極右ネオコン(新保守主義)派の巻き返しのシナリオがある(「しんぶん赤旗」2006年12月28日)。このような中で、フリーの国際情勢解説者・田中宇さんが「最近、中東情勢をめぐる出来事や要人発言をウォッチしていると、来年3月から6月ごろに、イランとの戦争が始まるのではないかと感じさせる発言や出来事がいくつもあることに気づく」という観測記事を配信している(田中宇の国際ニュース解説 2006年12月28日)。パレスチナ―イスラエルの和平交渉の行方もからんで、来年早々からの中東情勢に目が離せない。 . . . 本文を読む
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