税金を注入された銀行が史上最高益をあげているのに、自らは税金を払っていないことに風圧が強まっている。そのうえ、自民党への献金再開を検討しているとあっては、国民は納得できない。銀行のあり方として正常かとの声が、預金者などからあがるのも当然である。しかし、いまの法人課税のあり方でいえば「欠損金の繰越控除」制度は国際的にも認められており、銀行はルールに従っているだけと主張する。大小さまざまな法人を一律に扱う法人課税制度は、国際的に見直されるべきである。
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