プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

安倍内閣3カ月―危うさと冷酷さと頼りなさ―支持率低下は必然

2006-12-26 19:23:12 | 政治経済
安倍内閣は、26日で発足3カ月を迎える。中韓歴訪、衆院統一補選勝利で滑り出しは順調だったが、郵政造反組の自民党復党、道路特定財源の見直し、政府税調会長辞任と相次ぐ問題処理でつまずき、「官邸主導」を掲げた政権は早くも失速気味。NHK世論調査で65%で出発した支持率は早くも48%に低下、時事通信社の世論調査では41・9%(14日)と最低を記録し、三割台も目前である。もともと、「安倍内閣は、改憲右翼団体・日本会議のメンバーや教育基本法改悪で旗振り役を務めていた人物など、安倍氏の『仲良しクラブ』で固められた内閣であり、幅が狭く、奥行きのない内閣として、反動的で危険であるが、同時に強いように見えても基盤の脆弱さ、もろさも持つ内閣である」(共産党・志位委員長)と指摘されていた。 . . . 本文を読む