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ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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タイベトジェットエア メディア向けイベントに参加して        【福岡-バンコク便】が週5便就航へ

2022年09月13日 | 福岡
2014年に設立されたタイベトジェットエアは、世界的に最も成長著しい航空会社と評価されるタイのLCCです。今年7月から福岡空港とバンコク・スワンナプーム国際空港の直行便の運航を開始(週3便)しましたが、9月から週4便に、さらに10月からは週5便に増便されることになりました。


これに伴ってタイベトジェットエアは、メディア向けイベントを博多で開催。写真は会場となった中央区薬院のタイ料理店、ドゥワンディです。


会場に集まったのは、タイ国政府観光庁福岡事務所長をはじめ、タイベトジェットエアと日本総代理店ワールドコンパス、20数名のメディア関係者。私も、「地球の歩き方」福岡特派員としてイベントに参加し、和やかな雰囲気の中、日本とタイの交流を深めたいという思いを共有しました。(「地球の歩き方」ニュース&レポートに、『LCC就航でバンコクがもっと身近に!タイベトジェットエア【福岡-バンコク便】が週5便就航へ!』が掲載されています)


KBCなどによく出演されている、タレントでラジオパーソナリティの斉藤ふみさん。会場でご一緒しました。(写真撮影の承諾をいただいています)


まず初めにタイ国政府観光庁福岡事務所長から、日本とタイの交流の現状について説明がありました。(中央の女性が所長、その右隣はタイベトジェットエア営業本部長、その隣はワールドコンパス代表。向かって右のメモを持っている男性は福岡事務所の通訳の方です)


福岡-バンコクは、片道およそ5時間半~6時間。コロナ対策としての入国規制はタイでは既にほぼ撤廃されており、陰性証明や到着時の検疫も必要ありません。日本でも9月7日から入国時の規制が大幅に緩和されましたので、日本とタイはお互いに最も行き来しやすい国のひとつと言えるでしょう。コロナ以前から、タイは日本人にとって人気の観光地。このタイミングでの直行便の就航・増便は、人の往来に弾みをつける効果が期待できそうですね。


各テーブルには現地事情に詳しい関係者の方が1人ずつ配置され、タイの現状や旅行者の動向などについて最新の情報を聞くことができました。たまたま同席した方が近々バンコク支局に赴任することもあって、現地の日本人コミュニティや医療状況など話題は尽きず、予定された2時間があっという間に過ぎていきました。
なかにはおもしろい話も……。根っからの仕事人間で自分にも部下にも厳しかった上司がタイに転勤となり、数年後に帰国すると、まるで仏様のように穏やかで優しくなっていたそうです。“ほほえみの国”といわれるタイのゆったりとして穏やかな国民性のおかげかもしれませんね(笑)

🍀

ここからは、今回のランチイベントで提供された料理をいくつか紹介したいと思います。
タイ料理は「辛い」というイメージがありますが、決してそれだけではなく、辛み、甘み、酸味のバランスが絶妙にとられているのが特徴です。とりわけ、屋台などで人気の料理は、美味しくてリーズナブル。極端な円安が続く昨今、懐にやさしいのも大きな魅力です。
まず最初に運ばれたのは、タイ料理の代表格とも言えるトムヤムクン。タイ語で「トム」は“煮る”、「ヤム」は”混ぜる”、「クン」は”えび”という意味です。酸味と辛み、ハーブの複雑な香りが絡み合って絶妙のおいしさでした。


甘辛いソースで炒めたシーフードと春雨のサラダ、ヤムウンセン。色とりどりの野菜にエビやイカ、ピーナッツなど具だくさんで、ちょっとスパイシーなサラダです。


えびのすり身を揚げたトートマンクンと、チキンを甘辛いタレに漬け込んで炭火で焼いたガイヤーンは、一緒の皿で出てきました。
トートマンクンは、パン粉の香ばしさとスパイスの風味が食欲を刺激するタイの屋台料理で、ぷりっとした食感が魅力。ガイヤーンは、チキンをスパイスに漬け込んで焼いたもの。丸鶏や骨付き肉、串にさした焼きとり風のものなど、バリエーションは様々だそうです。


青唐辛子(プリッキーヌ)とココナッツミルクをベースに作られるグリーンカレーも、最もタイらしい料理のひとつ。青唐辛子の辛みをココナッツミルクが和らげ、数種類のハーブが加わって実に味わい深いカレーでした。


小粒のタピオカが入ったココナッツミルクはすっきりとした甘さで、グリーンカレーの後にぴったりのデザート。爽やかな香りのジャスミンティーも、気持ちをリフレッシュさせてくれる効果がありました。


ランチイベント翌日の8月26日~28日、天神で行われた「タイフェス2022~サヌックナイト in 福岡」。在福岡タイ王国総領事館が主催する毎年恒例のフェスティバルですが、コロナの影響を受け今年は3年ぶりの開催となりました。バンコクのナイトマーケットをイメージした会場では、本格的なタイ料理が味わえるのはもちろんのこと、ムエタイやタイ舞踊などのステージイベントも行われました。日本にいながらタイの雰囲気を味わえる絶好の機会なので、来年はぜひ私も参加してみたいと思います。


イベント参加者に配られたタイベトジェットエアのトートバッグ。「ベトジェットエアーは、森林と絶滅が危惧される野生動物を保護する活動を支援します」と書かれた “fly green” のタグが付けられていました。


裏表を合わせると、こんな大きな絵になりました (^-^)ゞ


🍀

コロナ自粛をきっかけに料理のまね事を始めて間もない頃、『10分で本格タイごはん』という本を書店で見つけてきて、タイ料理づくりにハマッたことがあります。難しそうに思えるタイ料理ですが、著者の味澤ペンシーさんによれば、①ナンプラー、②ココナッツミルク、③ペースト(カレーペーストやトムヤムペーストなど)という3つの基本アイテムさえあれば、あとは日本の食材で代用できるのだそうです。


そこで、さっそくカルディでタイの調味料などを大量に買い込んできました(笑)
•パクチースープ、•フリーズドライのパクチー、•タイビール「シンハー」、•トマトの水煮(カットとホール)、•ココナッツミルク、•シーズニングソース、•ムエタイソース(タイのピリ辛調味料)、•トムヤムペースト


ペンシーさんの『10分で本格タイごはん』を参考に作ったタイ料理を紹介します。
《ガパオライス》
最初に作ったのはガパオライス。本来は、ガパオというタイ特産のバジルを使うので、ガパオライスと言うのだそうです。ニンニクや唐辛子、ナンプラーとシーズニングソース、オイスターソースでエスニックな味わいに。


《屋台ラーメン バミーナーム》
コンソメとナンプラー、少量のレモン汁で味を調え、豚バラ、青梗菜、もやし、煮卵、ニンニクオイルをトッピング。最後にドライパクチーを振った、タイ風あっさり塩味ラーメンです。


《トムヤム炒飯 カーオパット トムヤム》
トムヤムペーストとナンプラー、シーズニングソースで味つけしたトムヤム炒飯。ぷりっぷりのエビとレモンの風味でエスニック感が高まります。後ろはパクチースープ。


《屋台汁麺 センミー ナーム》
鶏がらスープで食べる、タイを代表する屋台麺センミー ナーム。味つけはナンプラー・コンソメ・粗挽き胡椒、レモン汁など。豚の挽き肉、小松菜、もやし、小ねぎをトッピングし、ニンニクオイルで香りとコクを出しています。


《タコのエスニック揚げ》
酒・ナンプラー・シーズニングソース・オイスターソースで下味をつけたタコに、片栗粉をまぶして揚げたエスニック揚げ。パクチーを敷いたお皿に盛り、ししとうの素揚げをトッピング。スイートチリ代わりのムエタイソースとレモンを添えました。


“ほほえみの国”とよばれる敬虔な仏教国、タイ。近代的な高層ビルときらびやかな王宮や寺院が同居する首都バンコクは、アジアらしい熱気と活気にあふれた魅力たっぷりの都市です。直行便で5時間半から6時間と近く、時差もわずか2時間。日本と比べると物価が安く、また治安もよいことから女性の旅先としても人気がありますね。私自身も、今回のイベントを通じてますます興味が湧いてきました。
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週末は男子ごはん~牛すじの赤ワイン煮込み & 牛すじ大根

2022年09月11日 | 男子ごはん
このところ朝の気温は20℃前後と、清々しくさわやかな気候になってきました。見上げる空にも、秋の気配が色濃く感じられる今日この頃です。


昨夜は中秋の名月でしたね(庭から撮った写真です)。アメリカ先住民の暦によれば、この時期は収穫シーズンであることから"ハーベストムーン(Harvest Moon)" とか"コーンムーン(Corn Moon)" と呼ばれるそうです。
さて、今週の男子ごはんです。今回は牛すじやミックスホルモンなど、飲兵衛には堪らない居酒屋メニューでお酒を楽しみました。更新が遅れ気味ですので、2週間分まとめてアップします (^-^)ゞ


《牛すじの赤ワイン煮込み》レシピブログ「牛肉の赤ワイン煮」
葉月さんのブログで紹介されていた牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。とても美味しそうだったのですが、頬肉がなかったので冷蔵庫にあった牛すじで真似してみることに。葉月さんレシピと圧力鍋レシピの両方を参考にしながら作ってみました。
下茹でした牛すじ肉をひと口大に切り分け、赤ワイン、醤油、ウスターソースに漬け込んで冷蔵庫にひと晩。翌日、小さめの角切りにしたタマネギ、にんじん、セロリを電気圧力鍋に入れて、オリーブオイルで炒めます。ここに牛すじを漬け込み液ごと入れて、追加の赤ワイン、トマトソース、中濃ソース、コンソメを加えて加熱。アルコール分が飛んだら、ふたを閉めて30分ほど加圧します。終わったら、さらに10分から15分ほど煮詰めてでき上がり。風味がよくて美味しい牛すじの赤ワイン煮込みができました。


合わせたのは、久しぶりのイタリア産赤ワイン。


本来なら、肉に小麦粉をまぶして焼き色をつけたり、野菜を漉したりするのですが、今回は手間を省きました。次回、ほほ肉を使って作るときにはきちんとやりたいと思います (^-^)ゞ


《牛すじ大根》白ごはん.com「牛すじと大根の煮物」
とろとろ食感の牛すじと味がしみ込んだ大根がお酒によく合う牛すじ大根です。ここでは一般的な牛すじではなく、アキレス腱主体の白すじを使いました。
下茹でした白すじを圧力鍋で加圧するのですが、わが家の電気圧力鍋は小型なので、白すじを2回に分けて30分ずつ。さらに大根を別に5分ほど加圧しました。大きめの鍋にごま油を入れて熱し、大根、こんにゃく、白すじの順に加えて炒めます。だし汁と酒を入れて煮立て、沸騰したら弱火にして砂糖を追加。30分ほど煮て、大根にスッと串が通るようになったら醤油を加え、さらに10分。ここで火を止め、いったん完全に冷まして味をしみ込ませます。再び火にかけて、煮汁が少なくなるまで煮詰めたらでき上がり。
酒は、福岡県八女の老舗酒蔵喜多屋、吟のさと。フルーティで味わいゆたかな純米吟醸でした。


《生牛ホルモンのピリ辛みそ炒め》レシピブログ「生ホルモンのピリ辛みそ炒め」
牛ミックス生ホルモンの味噌炒めです。鷹の爪、山椒粉、ブラックペッパーたっぷり使ってスパイシーに仕上げました。
味噌、酒、醤油、はちみつ、おろしニンニクを混ぜ合わせたタレに、鷹の爪、山椒粉、ブラックペッパーをたっぷり(好みで)投入。これに、30分から1時間くらい生ホルモンを漬け込みます。
漬けこんだ生ホルモンを中火で炒め、ある程度火が通ったらタマネギを、さらにピーマンを加えて炒め合わせ、水分を飛ばしていきます。キッチンペーパーで 余分な脂を取って皿に盛りつけたらでき上がりです。
生ホルモンの歯ごたえ、旨みたっぷりの脂。紅乙女の胡麻風味との相性ぴったりでした。


《ヤリイカとセロリのマリネ》世界文化社『ワインのおつまみ』
銀座や丸の内、代官山などの名だたるワインバーの人気おつまみレシピを公開した『ワインのおつまみ』から、ヤリイカとセロリのマリネを……。
ヤリイカは皮を剥いて5㎝長さにカット。フライパンにみじん切りのニンニク、赤唐辛子、オリーブオイルを入れて熱し、香りが出たらヤリイカを入れて強火でさっと炒め、塩で味を調えます。ヤリイカとセロリをボウルで和え、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。味がなじんだら器に盛り、レモンをギュッと搾ってでき上がりです。


《水菜とビーフンのサラダ仕立て》世界文化社『ワインのおつまみ』
『ワインのおつまみ』からもう一品、水菜とビーフンのサラダです。
ごま油を熱し、みじん切りのネギ、もやしを順に炒めます。七味ガラムマサラ(京都原了郭の黒七味の代用)とカレー粉を振り入れ、茹でたビーフンを加えて混ぜ合わせたら、水菜を軸、葉の順に投入。最後に、鍋肌から醤油を垂らせばでき上がり。七味ガラムマサラの香りがとても良かったです。


《梅しそ豚巻き》Nadia「梅しそ豚巻き」
豚バラを並べた上に大葉を敷き、ちぎった梅干しを散らします。これを手前からぐるぐるっと巻いて、2cm幅にカット。崩れないよう爪楊枝を刺し、軽く塩を振ってフライパンで両面をこんがり焼いたらでき上がり。好みでブラックペッパーを振ります。


《ひき肉と豆腐のニラ炒め》Nadia「ひき肉と豆腐のニラ炒め」
ごま油を熱して豚のひき肉を炒めます。しめじ、ニラ、豆腐を加えて炒め合わせ、ふたをして2分間。鶏がらスープの素(味覇)、オイスターソース、砂糖、酒、水溶き片栗粉を加えて炒め合わせたらでき上がりです。


《えびと春雨のトムヤム炒め》SnapDish「海老と春雨のトムヤム炒め」
カルディのトムヤムペーストを使った、えびと春雨の炒めもの。トムヤムとナンプラーの風味で、タイの屋台のような雰囲気が味わえました。
フライパンでトムヤムペーストを揉みこんだエビを軽く炒め、お湯で戻した春雨を投入したら、合わせ調味料(トムヤムペースト、甜麺醤、きび砂糖、ナンプラー、水)を加えて炒め煮に。水分が減ってきたら、ニラを加えてさっと混ぜ合わせてでき上がりです。


《鶏皮とニラの辛し和え》Nadia「鶏皮とニラの辛し和え」
茹でた鶏皮とニラを辛子・酢醤油で和えた、ビールが進むおつまみです。
フライパンで鶏皮をしっかり炒め、その間に別鍋でニラをゆでます。ひと口大に切り分けた鶏皮とニラを、醤油、みりん、酢、辛子で和えました。(鶏皮を炒めた時に出る鶏油は別容器に入れてとっておきます)


《柚子こしょう塩ラーメン》cookpad「混ぜるだけ!簡単絶品♡柚子胡椒塩ラーメン」
沸騰したお湯に鶏がらスープの素(味覇)、塩、柚子胡椒、ごま油、鶏油、白ごま、おろしニンニクを加えて、柚子胡椒スープを作ります。ゆでて水を切った菊水の麺にこのスープを注ぎ、チャーシューとメンマを載せれば完成です。このスープを作るために、前日の鶏油をとっておいたんです (^-^)ゞ


今週のデザートはハーゲンダッツ。ピスタチオがなかったので、抹茶とマカデミアナッツを買ってきました。


「早くコロナが落ち着いて またHawaiiに行かれる日を夢見て」というメッセージと共に届いたサブレミッシェルのヴォヤージュサブレ 、「Hawaii(ハワイ)」と「Vienna(ウイーン)」。


それぞれの国にゆかりのあるだ形と味のサブレです。ハワイへのツアーが再開し、帰国時の規制が緩和されたとは言え、気持ち的には今なおハードルが高い海外の旅。やはり、まだ「夢」ですね。
ヴォヤージュサブレはこの他にも、ドイツやスイス、フィンランド、カナダ、オランダ、イタリア、エジプトなどのバージョンがあるようです。旅心をくすぐる美味しいお菓子でした。
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小倉昭和館の思い出

2022年09月08日 | 北九州
8月10日の旦過火災で全焼し、83年の歴史にいったん幕を下ろした小倉昭和館(写真は2号館)。


壁一面に飾られていた、昭和館を応援する役者さんや映画監督の色紙の数々。高倉健さんからの手紙や貴重な映画フィルムなどすべてが焼失したと思われていましたが、昨日のニュースによると、長く大切に使われてきた映写機が瓦礫の中から見つかったそうです。


去る8月31日から9月6日にかけて、小倉井筒屋パステルホールロビーで特別優待県や前売り券の払い戻しが行われ、私たちはパスポートやチケットは購入していませんが、直接お見舞いができればと会場を訪ねました。


被災した悲しみに耐えながら、昭和館のファンや支えてくれた映画関係者への気遣いを絶やさない館主の樋口智巳さん。昭和館では、美味しい昭和館ブレンドを客席まで運んでくださったのも、今となっては懐かしい思い出です。


会場では、昭和館のファンで作る「小倉昭和館シネクラブ サポート会」による署名活動も行われていました。壁に貼られているのは、訪れた人々から昭和館への激励のメッセージです。


樋口さんから戴いた小倉昭和館の「上映スケジュール」。これが最後の発行になりますと、手渡しながら涙ぐんでいらっしゃいました。
昭和館の懐かしい写真や、1号館・2号館の思い出、デジタル映写機や35㎜映写機、神棚やサイン色紙、自慢の売店商品などについて、ファンあるいはご自身に語りかけるような文章が綴られていて、昭和館に対する樋口さんの愛着や思いが伝わってくる上映スケジュールでした。


昭和館の再建を願う声は多く、サポート会も当初はそのための募金を考えたそうですが、現時点では跡地利用策など確定していない要素もあることから、当面は行政への支援要請のための署名活動に専念しています。今後、再建の方向性が見えてきたら、募金など次の段階に進むとのことでした。署名は9月末を目途にとりまとめ、北橋市長に提出する予定です。(9月5日からは、オンラインでの署名も開始されました)
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詩太(うーた)の絵と詩の作品展~『ひとときの余白』

2022年09月06日 | 絵画や音楽
台風11号の北上に伴って、北部九州は大荒れの天気。北九州でも昨夜半から強い南風が吹き荒れ、ときおり地鳴りのような音を響かせていました。空の便はもちろん、電車やバス、モノレール、船舶など交通機関に対する影響も広がっています。今後は速度を上げて日本海を北上する見込みですが、各地で台風の被害が拡大しないよう願っています。

さて先月下旬、詩人で画家の詩太(うーた)さんの個展、『ひとときの余白』を観に行ってきました。詩太さんは、詩や絵、書・言葉、物語など幅広い創作活動を行なう、北九州生まれの若いアーティスト。「穏やかな時間」をテーマとするその作品には、独特の温もりが感じられ、気持ちが和んでくるような展覧会でした。
絵を主体として、詩の一節とともに展示されていた今回の個展。絵は、「#01 余白」、「#02 美しい世界」、「#03 tabibito」「#04 揺蕩う」という4つのテーマに区分されていました。およそ80点ほどの絵が展示されていましたが、その内いくつかの作品を紹介したいと思います。(写真撮影、SNS投稿ともOKでした)


【#01 余白】
詩太さんが作品を制作するにあたって意識しているのは、余白を残すということ。「余白」とは、"何も描いていない部分" という意味ではなく、その作品を見る人が "その人なりに想像する余地" のことだそうです.。この作品展のポスターにも、次のような言葉が書かれています。
余白だらけの日々に
どんな未来を
描こうか?

《奏》中央やや右寄りに描かれているのはピアノを弾く人。


《月の家族》
三日月のまわりに、夜空にまたたく黄色い星たちが描かれています。




【#02 美しい世界】
淡くやわらかい色のグラデーションや、凹凸を何層にも重ねて描く"美しい世界"。

《魔法の時間》と《あさんぽ》


スクリーンでは、詩太さんの詩が紹介されていました。


【#03 tabibito】
「架空の旅人<タウ爺>が旅をしながら描いた架空の旅日記の1ページ"」というコンセプトで描かれた"tabibito"。

《星空につられて一緒に光る樹》
描かれているのは、優しい雨の降る星夜、明るく光るホタル、星とともに光を放つ木。


《この景色を楽譜にして》
風の音が
 波の音が
  鳥の声が
  草木の揺れる音が
 まるで音楽のよう

 この景色を楽譜にして
   ピアノを奏でる音楽家が
  すぐそこにいるような。


《空くじらの親子》『ひとときの余白』のポスターに使用された作品です。
いつ来るか分からない
その瞬間のために。


《きっとまたいつかどこかで》


【#04 揺蕩う】
空や海、雲の上……いろんな空間をゆらゆら、ふわふわ、ぷかぷかと揺蕩う旅人を描く"揺蕩う"。

《浮雲のうえ》
ふわっとした雲の上、小さな傘を手にした旅人がぷかぷか漂っているよう。くじらは詩太さんの作品によく使われるモチーフです。

🍀

会場で、詩太さんご本人にお会いしました。バックの絵は、スペースワールド跡地にオープンした北九州市科学館(スペースLABO)の開館記念企画展シンボル作品。背景の宇宙は、八幡東区の小鳩幼稚園の園児のみなさんと一緒に描いたのだそうです。絵の右下の隅には、詩太さんのサインとともに「小鳩幼稚園すみれ組」と記されていました。


詩太さんの作品展が行われた黒崎ひびしんホール(中ホール)。通路部分はガラス張りになっていて、外からも様子がわかります。


好きな作品がたくさんあったので、ポストカードをいくつか買って帰りました。


詩太さんの作品を眺めていると、なんとなく温もりを感じてほのぼのした気持ちになります。居心地がよくて、思いのほか長い時間を過ごしました。詩太さんご本人とおしゃべりできたのも楽しい体験でした (^-^)ゞ
次回の詩太の絵と詩の作品展『ひとときの余白』は、9月17日(土)~19日(月) サンメッセ鳥栖で行われるそうです。

地球の歩き方ニュース&レポート」に、タイのLCC、タイベトジェットエアーのメディア向けイベントの様子を取材した『LCC就航でバンコクがもっと身近に! タイベトジェットエア【福岡-バンコク便】が週5便就航へ!』がアップされました。よろしければ、そちらもご覧いただければ幸いです。
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ドルチェ・ディ・ロッカ カリーノ

2022年09月02日 | 日記
若松区花野路にあるカリーノは、九州産の新鮮な素材にこだわった洋菓子店。"ドルチェ・ディ・ロッカ カリーノ" は、イタリア語で「可愛らしいお菓子の砦」という意味だそうです。確かに、白亜の城のような外観ですね。


この日は開店と同時に入店。お店に入ると、「ボンジョルノ」という声が軽やかに響きます。


きれいに飾り付けられたケーキの数々。どれも美味しそうで、なかなか決められません……というか、ここではいつも妻におまかせです (^-^)ゞ


りんごの香りただようフルーティなアップルガーデン。


瑞々しいイチジクのタルト。


こちらはシャインマスカット。こちらもさっぱりとした、爽やかな美味しさでした。


モンブランと抹茶のパフェは二人でシェアしました。モンブランの中はラズベリーアイス。


その下には抹茶アイス、スポンジを挟んで生クリームとバニラアイスが……。


カリーノのイートインスペースでは、併設するイタリアンキッチン「Cucina(クッチーナ)」のピザやパスタ、カレーなど軽食を注文することもできます。今回は、変わったネーミングに惹かれて「絶望のコロッケ」をテイクアウトしました。


妻の誕生日、姉が届けてくれたケーキにはフルーツがいっぱい。


夫婦二人の誕生日が続く8月下旬、今年もカリーノのケーキとパフェでささやかにお祝いしました。
姉夫婦が開いてくれた「炭火焼 誠」での誕生会は、後日あらためてアップしたいと思います (^-^)ゞ

ドルチェ・ディ・ロッカ カリーノカフェ / 北九州市若松区その他)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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