北九州市は、ラグビーワールドカップ2019に出場するウェールズ代表のキャンプ地となっています。かつて炭鉱と製鉄で繁栄したという共通の歴史を持つことから、北九州市がウェールズ代表の事前キャンプを誘致。両国の産業発展の歴史に加えて、北九州市立大がウェールズのカーディーフ大と交換留学を行っているという縁もあって、すんなりと事前キャンプ地と大会期間中の公認キャンプ地に選ばれたそうです。
ワールドカップ初優勝を目指して、ウェールズ代表が調整を行うミクニワールドスタジアム北九州(ミクスタ)。

北九州市は、市を挙げてウェールズ代表の歓迎イベントを企画推進してきました。「レッドドラゴン」の愛称で呼ばれるように、ウェールズ代表のチームカラーは「赤」。小倉駅や魚町銀天街などの中心街には、赤を基調とした旗や幟、ポスター等が掲げられ、北九州はウェールズ歓迎一色に染まっています。(→「地球の歩き方」福岡特派員ブログ『GO GO WALES! ラグビーW杯 ウェールズが北九州にやってくる』で紹介しました)

旧小倉ホテル跡地の船場広場に飾られたウェールズ代表のポスター。

北九州市役所にはウェールズ代表の特設コーナーが設けられ、ウェールズ国旗やユニフォームとともに、2018年のウェールズvs南アフリカ戦で実際に使用されたラグビーボール(両主将のサイン入り)などが飾られています。

市を挙げての歓迎ムードの中、9月16日(月)、ミクスタでウェールズ代表の公開練習が行われました。私も赤いキャップ、赤いシャツに赤いスニーカーと、ウェールズカラーに身を包んでスタジアムに"GO GO WALES!"

小倉駅からスタジアムに向かう途中、あさの汐風公園で行われていた北九州市民とウェールズ代表の交流プログラム。

ウェールズラグビー協会(WRU)の元ウェールズ代表選手などが参加し、記念撮影やサインにも気軽に応じていました。

スタジアム開場の1時間前、ミクスタに向かう道路の両側には長蛇の列。私の後ろにもずっと列が続いていて、最後尾がどこなのかさっぱりわかりません。この様子を、ウェールズ代表のバックス(Wing)George North選手が "We have an open training session today in Kitakyushu. Look at this queue of people 3 hours before the session starts! Incredible support here. 👌"と公式SNSに投稿していました。ウェールズ代表にとっても、北九州市民の歓迎ぶりは驚きだったようですね。

スタジアム入口で配られていた応援グッズを手に席へ。長く列に並んだ気がしましたが、この時点ではまだスタジアムはガラガラ。これから観客がどんどん増えて、最終的には超満員に。通路や階段まで人で埋まりました。なんと過去最高の15,300人が入場したそうです。

午後2時、ウェールズラグビー協会のメンバーがミクスタに到着。フィールドを走り回ってウェーブを誘導したり、観客と一緒になってスタジアムを盛り上げていました。

練習開始時刻になってもまだ会場に入りきれない観客が多数いたため、予定より1時間遅れでウェールズ代表選手が入場。これに合わせて、観客全員が起立してウェールズ国歌「Land of My Fathers」を斉唱しました。
国歌が終わると、ウェールズ代表の選手たちが練習の手を休めて拍手。喜んでもらえて良かったです ヽ(^o^)丿
北九州市が『「歌の国」ウェールズを北九州の歌声で迎えよう』と呼びかけ、多くの市民がこれに参加。市役所や小学校などで事前練習を行ってきたそうです。ウェールズ国歌に続いて、ウェールズのサポーターが応援するときに歌う讃美歌「Calon Lan」も歌われました。市が音頭をとって進めたウェールズ代表へのおもてなし。感動的な公開練習のスタートとなりました。

いよいよ練習開始です。まずはストレッチから。

スピードと迫力のタックル練習。

次第に練習内容がハードになっていきました。開始からさほど時間も経っていないのですが、やはり体ができあがっているんですね。

練習風景を動画でご覧ください(いずれも15秒前後です)。
こんな応援グッズのプレゼントを戴きました。先着5,000名だったそうです。

ラグビーワールドカップで盛り上がりを見せる日本。埼玉県行田市の田んぼアートも、今年はワールドカップ日本代表があざやかに描かれました。

いよいよ明後日(9月20日)には第9回ラグビーワールドカップが開幕します。悲願のワールドカップ優勝を目指すウェールズ代表。史上初の8強入りを狙う日本代表。どちらも頑張ってほしい!!!
ちなみに、ウェールズ代表はプールD、日本代表はプールAですから、決勝トーナメント(各組上位2位、計8チーム)に勝ち残ったとしても、準々決勝までは対戦する機会はありません。もし、日本対ウェールズ戦が実現するとしたら、準決勝または決勝ということになります。どちらのチームもそこまで勝ち上がれるよう、しっかり応援したいですね。11月2日に予定される決勝戦までの44日間、熱戦に続く熱戦を期待しましょう。勝負の行方もさることながら、すべての代表チームにとって、日本でのワールドカップが素晴らしい思い出になるよう願っています。

《お知らせ》
ワールドカップ初優勝を目指して、ウェールズ代表が調整を行うミクニワールドスタジアム北九州(ミクスタ)。

北九州市は、市を挙げてウェールズ代表の歓迎イベントを企画推進してきました。「レッドドラゴン」の愛称で呼ばれるように、ウェールズ代表のチームカラーは「赤」。小倉駅や魚町銀天街などの中心街には、赤を基調とした旗や幟、ポスター等が掲げられ、北九州はウェールズ歓迎一色に染まっています。(→「地球の歩き方」福岡特派員ブログ『GO GO WALES! ラグビーW杯 ウェールズが北九州にやってくる』で紹介しました)

旧小倉ホテル跡地の船場広場に飾られたウェールズ代表のポスター。

北九州市役所にはウェールズ代表の特設コーナーが設けられ、ウェールズ国旗やユニフォームとともに、2018年のウェールズvs南アフリカ戦で実際に使用されたラグビーボール(両主将のサイン入り)などが飾られています。

市を挙げての歓迎ムードの中、9月16日(月)、ミクスタでウェールズ代表の公開練習が行われました。私も赤いキャップ、赤いシャツに赤いスニーカーと、ウェールズカラーに身を包んでスタジアムに"GO GO WALES!"

小倉駅からスタジアムに向かう途中、あさの汐風公園で行われていた北九州市民とウェールズ代表の交流プログラム。

ウェールズラグビー協会(WRU)の元ウェールズ代表選手などが参加し、記念撮影やサインにも気軽に応じていました。

スタジアム開場の1時間前、ミクスタに向かう道路の両側には長蛇の列。私の後ろにもずっと列が続いていて、最後尾がどこなのかさっぱりわかりません。この様子を、ウェールズ代表のバックス(Wing)George North選手が "We have an open training session today in Kitakyushu. Look at this queue of people 3 hours before the session starts! Incredible support here. 👌"と公式SNSに投稿していました。ウェールズ代表にとっても、北九州市民の歓迎ぶりは驚きだったようですね。

スタジアム入口で配られていた応援グッズを手に席へ。長く列に並んだ気がしましたが、この時点ではまだスタジアムはガラガラ。これから観客がどんどん増えて、最終的には超満員に。通路や階段まで人で埋まりました。なんと過去最高の15,300人が入場したそうです。

午後2時、ウェールズラグビー協会のメンバーがミクスタに到着。フィールドを走り回ってウェーブを誘導したり、観客と一緒になってスタジアムを盛り上げていました。

練習開始時刻になってもまだ会場に入りきれない観客が多数いたため、予定より1時間遅れでウェールズ代表選手が入場。これに合わせて、観客全員が起立してウェールズ国歌「Land of My Fathers」を斉唱しました。
国歌が終わると、ウェールズ代表の選手たちが練習の手を休めて拍手。喜んでもらえて良かったです ヽ(^o^)丿
北九州市が『「歌の国」ウェールズを北九州の歌声で迎えよう』と呼びかけ、多くの市民がこれに参加。市役所や小学校などで事前練習を行ってきたそうです。ウェールズ国歌に続いて、ウェールズのサポーターが応援するときに歌う讃美歌「Calon Lan」も歌われました。市が音頭をとって進めたウェールズ代表へのおもてなし。感動的な公開練習のスタートとなりました。

いよいよ練習開始です。まずはストレッチから。

スピードと迫力のタックル練習。

次第に練習内容がハードになっていきました。開始からさほど時間も経っていないのですが、やはり体ができあがっているんですね。

練習風景を動画でご覧ください(いずれも15秒前後です)。
こんな応援グッズのプレゼントを戴きました。先着5,000名だったそうです。

ラグビーワールドカップで盛り上がりを見せる日本。埼玉県行田市の田んぼアートも、今年はワールドカップ日本代表があざやかに描かれました。

いよいよ明後日(9月20日)には第9回ラグビーワールドカップが開幕します。悲願のワールドカップ優勝を目指すウェールズ代表。史上初の8強入りを狙う日本代表。どちらも頑張ってほしい!!!
ちなみに、ウェールズ代表はプールD、日本代表はプールAですから、決勝トーナメント(各組上位2位、計8チーム)に勝ち残ったとしても、準々決勝までは対戦する機会はありません。もし、日本対ウェールズ戦が実現するとしたら、準決勝または決勝ということになります。どちらのチームもそこまで勝ち上がれるよう、しっかり応援したいですね。11月2日に予定される決勝戦までの44日間、熱戦に続く熱戦を期待しましょう。勝負の行方もさることながら、すべての代表チームにとって、日本でのワールドカップが素晴らしい思い出になるよう願っています。

《お知らせ》
「地球の歩き方」福岡特派員ブログに『博多vs北九州! 「駅近・昼飲みの聖地」対決!!』をアップしました。併せてご覧いただければ幸いです。