サッカーのワールドカップが盛り上がりをみせるなか、梅雨空の日本を離れて、初夏の太陽が輝くフランスに行ってきました。私たちにとっては初めてのフランス。楽しみに準備をしてきたせいで思い入れが大きく、少々しつこくなるかもしれませんが、少しのお時間、お付き合いいただければ幸いです (^-^)ゞ

エッフェル塔のあるシャン・ド・マルス公園は、市民の憩いの場。寝っ転がって本を読んでいる人が多かったです。
定刻に飛び立ったエールフランス便は、予定より30分早くパリのシャルルドゴール空港に到着。機内では、ウェルカムドリンクのシャンパンや食事時のワインを楽しみながら、ディズニーの『塔の上のラプンツェル』や『アナと雪の女王』などを観て過ごしました。

旅先で自由気ままに過ごしたかったため、今回はツァーではなく、チケットやホテルの手配なども自分たちで済ませました。と言うか、ボルドーへの往復便やシャトー巡りツァーの予約まで、すべて妻がインターネットやメールで手配してくれたんです。私は、ガイドブックで現地の情報を仕入れるだけと、とっても楽ちんな旅の準備でした (^-^)ゞ
これも、日本であらかじめ購入しておいたミュージアム・パスとセーヌ川クルーズチケット。

パリの街は観光客でいっぱい。現地で、チケットを手に入れるためには、かなりの行列を覚悟しなければなりません。事前購入しておいて大正解でしたヽ(^o^)丿

パリでの一番の目的は美術館めぐり。一日目の朝は、まずオランジュリー美術館に向かいました。開館まで少し時間があったのでセーヌ川沿いをゆっくり散歩。バイクやジョギングの人たちが行き交う、清々しい日曜日の朝です。

道路よりも一段低いセーヌ河岸からの道が橋の上で合流する珍しい造りのレオポール・セダール・サンゴール橋。後ろはオルセー美術館、橋を渡ればオランジュリー美術館の標識。到着から一夜明けて、いよいよパリ美術館めぐりのスタートですヽ(^o^)丿

恋人たちが橋の欄干にかけた無数の鍵。向こうに見えるのは、コンコルド広場とブルボン宮(国民議会)との間に架かるコンコルド橋です。

開口部が広くとられ、自然光がふんだんに射し込むオランジュリー美術館。二つの大広間の壁一面に飾られるモネの『睡蓮』で知られていますが、残念なことに、この部屋は写真撮影が禁止となっていました。

でも、ルノワールやセザンヌ、ユトリロにピカソなど見どころ満載。小さいながらも素敵な美術館です。

アンドレ・ドラン『座る画家の姪』とモディリアーニ『ポール・ギヨームの肖像(モディリアーニの才能を評価した画商)』

ルーブルやオルセーと比べれば、思いのほか空いているので、ゆったりと絵画を観賞することができます。

広い開口部から燦々と注ぐ自然光。睡蓮の間にも、この光がやわらかく注いでいました。

セーヌ川を渡って少し歩けばオルセー美術館。元々は鉄道の駅舎だった建物を、美術館に改装したのだそうです。残念ながら、今は撮影が禁止されています。係の人に伺ったところ、作品ではなく建物だけなら大丈夫とのことでしたので、このアングルで撮らせてもらいました。駅舎らしく、5階吹き抜けの広々とした空間が広がっています。

大きな壁時計にも趣があります。

セーヌ川に面した壁に架かる大時計越しに見えるのはルーブル美術館。明日は、あそこで一日過ごす予定です~♪

写真に残すことはできませんでしたが、マネ、ルノワールにモネ、セザンヌやゴッホ、ゴーギャン、そしてミレーにクールベなど、見ごたえたっぷり。この日は、ゴッホの特別展も行われており、オランダでも観ることができなかった絵もたくさんありましたヽ(^o^)丿
オルセー美術館では、鉄道駅に併設されたホテルのダイニングが、今もレストランとして使われています。その名も、"Restaunt Musee d'Orsay" 宮殿のような広間で、比較的リーズナブルに優雅な食事が楽しめます。

サーモンの冷製スープ。

シーザーサラダ。削りおろしのチーズたっぷりで、美味しかったです。

ドライトマトやズッキーニ、オリーブ、そら豆などが入ったリゾット。

軽く火を通したサーモン。ライスには、そら豆や押し麦など。

デザートのキッシュとパンナコッタ。

エスプレッソには、ダーク・チョコレートがピッタリ。

続いて、RER(高速郊外鉄道)C線とメトロ13号線を乗り継いで、ロダン美術館へ。RER"C"は2階建て車両でした。

晩年のロダンが暮らした建物が、今のロダン美術館。父が好きで、書斎にミニチュアを飾っていた『考える人』のオリジナルを観るのが楽しみです (^-^)ゞ

緑濃い広い中庭には、あちこちにバラの花が咲いていました。

遠くでも存在感がある『考える人』

筋肉や皮膚の描写まで、全身がリアルです。

ロダンの代表作『地獄の門』。一番上に3人のアダムを表した『3つの影』、その下に『考える人』が配置されています。『考える人』は、元々この作品の一部なんだそうです。

館内にも、見応えのある作品が多数展示されています。


美術館2階から眺める庭園。この館でロダンが暮らし、アトリエとして使っていたと思うと感慨深いものがありました。小さな美術館ですが、ため息が出るような重みが感じられる空間です。

今回の旅行は、多くの観光地を訪ねるのではなく、ゆっくりパリの街を散策するための一都市滞在。加えて、どうしても行ってみたかったボルドーのシャトー巡りで、フランスに根付く伝統文化の一端を体験しました。このあと、パリの街並みやルーブル美術館、ボルドーなどで出会った風景をアップする予定です。お付き合いいただければ嬉しいです (^-^)ゞ

エッフェル塔のあるシャン・ド・マルス公園は、市民の憩いの場。寝っ転がって本を読んでいる人が多かったです。
定刻に飛び立ったエールフランス便は、予定より30分早くパリのシャルルドゴール空港に到着。機内では、ウェルカムドリンクのシャンパンや食事時のワインを楽しみながら、ディズニーの『塔の上のラプンツェル』や『アナと雪の女王』などを観て過ごしました。

旅先で自由気ままに過ごしたかったため、今回はツァーではなく、チケットやホテルの手配なども自分たちで済ませました。と言うか、ボルドーへの往復便やシャトー巡りツァーの予約まで、すべて妻がインターネットやメールで手配してくれたんです。私は、ガイドブックで現地の情報を仕入れるだけと、とっても楽ちんな旅の準備でした (^-^)ゞ
これも、日本であらかじめ購入しておいたミュージアム・パスとセーヌ川クルーズチケット。

パリの街は観光客でいっぱい。現地で、チケットを手に入れるためには、かなりの行列を覚悟しなければなりません。事前購入しておいて大正解でしたヽ(^o^)丿

パリでの一番の目的は美術館めぐり。一日目の朝は、まずオランジュリー美術館に向かいました。開館まで少し時間があったのでセーヌ川沿いをゆっくり散歩。バイクやジョギングの人たちが行き交う、清々しい日曜日の朝です。

道路よりも一段低いセーヌ河岸からの道が橋の上で合流する珍しい造りのレオポール・セダール・サンゴール橋。後ろはオルセー美術館、橋を渡ればオランジュリー美術館の標識。到着から一夜明けて、いよいよパリ美術館めぐりのスタートですヽ(^o^)丿

恋人たちが橋の欄干にかけた無数の鍵。向こうに見えるのは、コンコルド広場とブルボン宮(国民議会)との間に架かるコンコルド橋です。

開口部が広くとられ、自然光がふんだんに射し込むオランジュリー美術館。二つの大広間の壁一面に飾られるモネの『睡蓮』で知られていますが、残念なことに、この部屋は写真撮影が禁止となっていました。

でも、ルノワールやセザンヌ、ユトリロにピカソなど見どころ満載。小さいながらも素敵な美術館です。

アンドレ・ドラン『座る画家の姪』とモディリアーニ『ポール・ギヨームの肖像(モディリアーニの才能を評価した画商)』


ルーブルやオルセーと比べれば、思いのほか空いているので、ゆったりと絵画を観賞することができます。

広い開口部から燦々と注ぐ自然光。睡蓮の間にも、この光がやわらかく注いでいました。

セーヌ川を渡って少し歩けばオルセー美術館。元々は鉄道の駅舎だった建物を、美術館に改装したのだそうです。残念ながら、今は撮影が禁止されています。係の人に伺ったところ、作品ではなく建物だけなら大丈夫とのことでしたので、このアングルで撮らせてもらいました。駅舎らしく、5階吹き抜けの広々とした空間が広がっています。

大きな壁時計にも趣があります。

セーヌ川に面した壁に架かる大時計越しに見えるのはルーブル美術館。明日は、あそこで一日過ごす予定です~♪

写真に残すことはできませんでしたが、マネ、ルノワールにモネ、セザンヌやゴッホ、ゴーギャン、そしてミレーにクールベなど、見ごたえたっぷり。この日は、ゴッホの特別展も行われており、オランダでも観ることができなかった絵もたくさんありましたヽ(^o^)丿
オルセー美術館では、鉄道駅に併設されたホテルのダイニングが、今もレストランとして使われています。その名も、"Restaunt Musee d'Orsay" 宮殿のような広間で、比較的リーズナブルに優雅な食事が楽しめます。

サーモンの冷製スープ。

シーザーサラダ。削りおろしのチーズたっぷりで、美味しかったです。

ドライトマトやズッキーニ、オリーブ、そら豆などが入ったリゾット。

軽く火を通したサーモン。ライスには、そら豆や押し麦など。

デザートのキッシュとパンナコッタ。

エスプレッソには、ダーク・チョコレートがピッタリ。

続いて、RER(高速郊外鉄道)C線とメトロ13号線を乗り継いで、ロダン美術館へ。RER"C"は2階建て車両でした。

晩年のロダンが暮らした建物が、今のロダン美術館。父が好きで、書斎にミニチュアを飾っていた『考える人』のオリジナルを観るのが楽しみです (^-^)ゞ

緑濃い広い中庭には、あちこちにバラの花が咲いていました。

遠くでも存在感がある『考える人』

筋肉や皮膚の描写まで、全身がリアルです。

ロダンの代表作『地獄の門』。一番上に3人のアダムを表した『3つの影』、その下に『考える人』が配置されています。『考える人』は、元々この作品の一部なんだそうです。

館内にも、見応えのある作品が多数展示されています。


美術館2階から眺める庭園。この館でロダンが暮らし、アトリエとして使っていたと思うと感慨深いものがありました。小さな美術館ですが、ため息が出るような重みが感じられる空間です。

今回の旅行は、多くの観光地を訪ねるのではなく、ゆっくりパリの街を散策するための一都市滞在。加えて、どうしても行ってみたかったボルドーのシャトー巡りで、フランスに根付く伝統文化の一端を体験しました。このあと、パリの街並みやルーブル美術館、ボルドーなどで出会った風景をアップする予定です。お付き合いいただければ嬉しいです (^-^)ゞ
