家人と乃木坂の国立新美術館へ

朝起きて、朝食後いつものようにNHK朝ドラ「半分青い」の録画一週間分を見る。
そしてこの日は前から家人と約束してあった、家人の友人の旦那さんが新美術展で何か賞を
貰ったというのでそれを見に行く日だ。

乃木坂の国立新美術館へ、鎌倉～新橋～表参道～乃木坂と電車を乗り継ぐ。普段の日の昼間で
横須賀線も空いていて行きも帰りも座れたのは良かった。
実はこの美術館に来たのは初めてで、新美術協会主催の公募展「新美術展」を見るのも初めて。

いい機会を得たと思った。６５年もの歴史を持つこの会派の展覧会を、今まで全然知らなった事
自体が不思議です。そんなに美術から遠ざかっていたのか、と若干気を落としてしまった。

まあ、それはともかく、同時にやっていたのがルーブル展だ。実はこっちの展示会の方の期待が
大きかった。いまから３８年前に、パリに２週間ほど滞在し毎日通ったルーブルだ。いまでも
あの時のインパクトは忘れていない。そりゃ期待しますって。

新美術展を一通り見てから、美術館内の軽食スペースでサンドイッチとビールを飲んで、お目当て
のルーブル展へ足を運ぶ。いつものように家人と私は、ヘッドホンで解説をしてくれるやつを借り、
より理解の深さを求める事にします。ワクワクしてたのは入るまでで、入ったら、そこは人の山。
黒山の人だかり、というのはこのことだと言わんばかり。人の鑑賞に来たみたい。

ろくに鑑賞できず。でも、それほど目を見張るものが本国から来てるわけでもなく、恐らくナポレオン
の肖像画と戴冠式の大理石像が最大の目玉だと思われた。その他ではアングルの肖像画と若い女性の
胸像彫刻が印象に残ったが、私の大好きなフェルメール“裁縫をする女”などがあるのではと期待を
したが、やや期待外れだった。