ドリームピックのウクレレ日記

ウクレレとヨットの大好きな「お腹の大きなオヤジさま」
dreampicのウクレレ日記。

カーボンウクレレ “炭丸” 制作工房にて

2015年04月01日 23時23分23秒 | ウクレレ関連
ヨット部のH原選手の横浜ベイサイドマリーナでの進水式の模様は3/8の
ブログにも書きましたが、その時、GENヨットのサトちゃんからヨットの
部品をカーボンで作るように、ウクレレを作っているヨット職人が逗子に
いるという話をきいて、3/22にお邪魔してみたのです。

「炭丸」というブランド名のそのウクレレは、いかにもカーボン。
お値段は結構張るのですが、木と違って環境の影響も受けず、湿度と温度の
変化にも強いという、ヨットの上で弾くにはもってこい(そういう人が
何人いるのかが問題ですが)の素材です。

肝心なのは、もちろん音ですが、弾かせてもらったら結構抜けがいい音で
しかも大きな音量です。面白かったのは、三崎のT叶さんの息子さんのだと
いう白いカーボンウクレレには、なんとギターのスチール弦が張ってあった
こと。強度の高いカーボンウクレレならではの遊びです。コアのウクレレ
では絶対に真似ができるものではありません。

音量の大きさも、金属弦のきらびやかな響きも、これはもうウクレレとは
言えませんな、というものです。普通のナイロン弦でも、本当にボリューム
が大きな音が出ますから、カーボンウクレレは、生音での演奏に向いている
かもしれません。アンプラグドであそこまで音が抜けるとは…。

お値段ですが…
ヨットのカーボンの部品類の値段からして、相当高いものになるのは仕方
ないのですが、コンサートで15、テナーで20万程度の値段で売っている
そうです。現在、関口さんのポエポエと渋谷の道玄坂の楽器屋の2か所で
売っているとのこと。

我がドリームピックのウクレレショップでも扱わせて貰えるという口約束は
その場で出来ました。




カーボン繊維の模様がはっきり分かる塗装の方がカーボンらしくていい
と思ってしまいますね。
ボディ、ネック、指板、全てカーボンです。ヨットの人間なら、そりゃ
高くても仕方ないね、と思いますが、一般の人はどう考えるかが少し気に
なるところではあります。
コメント
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