トヨタの実験都市

最近は日々気温の差が激しく、身体はなかなか馴染めません。今日は春のような天気だと思っても、翌日は急に冬のような気候となります。
毎日ジョギングしていると、この季節の変化を肌で感じます。それにしても、今年は異常気象といえる天気が続いています。
さて、昨夜青の洞門で馴染み客のトヨタの社員との間で「トヨタの実験都市」の話題が出ました。これは新聞紙上にも出ていましたが、トヨタが静岡の工場跡地に実験都市を造る計画です。
ＩＴという先端技術を使って、未来都市を完成させる実験都市計画です。人々の足は、トヨタの電気自動車です。
その車は、必要な時に必要な場所へ配車してくれます。また、スマホで操作すれば、必要なモノをお店が持ってくるそうです。
車メーカーが街を造る異例の試みですが、これはトヨタが生き残るための危機感の表れです。海外では巨体ＩＴ企業が、無人の自動運転タクシーなどのサービスを次々に生み出しています。
巨大ＩＴ企業が移動サービスの基盤を握ると、世界のトヨタも下請けメーカーなるかもしれないそうです。そのためトヨタの社長自らが、個人の財産と個人借入でこの実験都市計画に私財を投入しています。
トヨタが造る夢の実験都市。トヨタのプロジェクトだけに、多くの企業を巻き込んだ壮大なプランへと変化しそうです。