青の洞門草紙

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豊前 馬場城

2011-09-15 16:18:42 | Weblog
先日、マチュピチュ遺跡を旅した青の洞門のお客さんとの会話の中で、奈良の高取城址が話題に上りました。マチュピチュ遺跡は、高山病にもかかる高い場所にある世界遺産ですが、高取城址も山頂にすごいスケールの石垣が組まれています。
高取城址には春と冬に訪れましたが、桜の季節は圧倒される満開の花に感動を覚えました。冬は冷たい風が吹き抜ける石垣の陰で、古の人がどんな生活をしていたのかに思いを馳せました。
昔から城跡に興味があり、空掘だけで何もない場所を訪れては、勝手に在るべき時の城を想像していました。日本には、山城を含めると大変な数のお城があったようで、時代とともに消え去った城址は数知れないようです。
私の故郷にも豊前馬場城という山城があって、今は城山桜公園として春は花見で賑わっています。戦国時代に戦で城は攻め落とされ、本丸周囲には整備された土塁や空掘が、はっきりと残っています。
この城山は、子供の頃に山火事で数日燃えたのを記憶しています。その昔、落城の際もこんな大火に覆われたのではないかと思ってみます。
さあ、今日も暑い一日でした。涼しくなったら、また高取城にも登ってみたいと思います。日本のマチュピチュ高取城は、高山病にもかからずに行ける手軽なハイキングコースです。
写真は、数年前に撮った豊前馬場城址の全景です。機会があれば、こちらも桜の季節にまた登ってみたいものです。
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