この本は、早稲田大学正門から徒歩5分の路地裏にある木造二階建てアパートの野々村荘三畳間で青春を過ごした、早稲田大学探検部の高野秀行氏が書いた青春記です。時代に関係することなく、能天気な日々を過ごしたバカ者たちのおかしくて、切ない青春物語です。
三畳間と云えば、私も東京での学生生活で、ずっと三畳暮らしでした。理由はひとつ、家賃が安いからだけです。三畳でずっと暮らしていると、友達の四畳半の部屋に遊びにいくと、その広さに圧倒されました。当時、四畳半生活はプチブルの世界でした。
三畳間でも、友達三人と寝たことがありました。高野秀行流に云えば、これはキングギドラだそうです。コタツを真ん中に、頭が三つ出る寝姿はなるほどキングギドラなる怪物でしょう。
青の洞門の今の生活からは、あの懐かしの三畳間は遥かに遠い世界となりました。
三畳間と云えば、私も東京での学生生活で、ずっと三畳暮らしでした。理由はひとつ、家賃が安いからだけです。三畳でずっと暮らしていると、友達の四畳半の部屋に遊びにいくと、その広さに圧倒されました。当時、四畳半生活はプチブルの世界でした。
三畳間でも、友達三人と寝たことがありました。高野秀行流に云えば、これはキングギドラだそうです。コタツを真ん中に、頭が三つ出る寝姿はなるほどキングギドラなる怪物でしょう。
青の洞門の今の生活からは、あの懐かしの三畳間は遥かに遠い世界となりました。