パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

別次元の人

2008-03-22 21:46:05 | Weblog
 くしゃみ多発は花粉のせい、ぞくぞく寒いのは温度調節の失敗のせいと思っていたら、どうやら風邪をひいていたらしい。ジキニンを多めに飲んで、まあなんとか。

 福田が宇宙ステーションの日本人パイロットと会話パフォーマンスをしていたが、絵面のあまりのおさまりの悪さ、会話のちぐはぐさに、見ていて気の毒になってしまった。日銀総裁問題でも、「民主党さんの言っていることはさっぱりわかりませんねえ」とぶつぶつ繰り返すのだが、言葉に全く力がないから記者の前で、独り言を言っているみたいで、全然民主党を追い込んだ形にならない。

 じゃあどうしたらよいかというと、結局、総選挙を行った上で、政界再編なのだろうが、任期満了までこの状態を続けるわけにはまさかいかないだろう。だとしたら、福田自身による手詰まり解散か、福田辞職後、選挙管理内閣による総選挙ということになるが、どちらも自民党としては危なすぎてできない。(去年、福田就任間もない頃に、ぼろが出ないうちにやっておけばよかったなあ、と自民党幹部は、さぞやほぞを噛んでいることだろう)
 うひゃ~、どうしようもないじゃん。

 だったら、いっそのこと小泉チルドレンが一斉離党し、適当に新党を作って民主と提携したらどうか。今の福田は完全に反小泉的路線なのだし、大義名分は立つ。なおかつ、衆院における3分の2以上の数による優位も失われるのだから、これは、もう総選挙をやるしかないだろう。どうせ、選挙後には再編なのだから、最後に一花パッと…とはいかないだろうなあ。

 しかし、真央ちゃんはすごいな~。あんなに派手にすっ転んでおいて、でもそのあとは完璧に滑ってしまうのだから。EUの解説者が、転んだ時に「信じられない!」と言ったすぐ後で3回転×3回転を決めて、また「信じられない!」と言ったとか。

 何が凄いって、スタミナが凄いのだろう。精神的にも肉体的にも。そしてなおかつ、あの優美さ、力強さ…というのも陳腐。すべての見る人に、新たな言葉(感性)を要求している、ていうか、褒め言葉を探すのが嬉しいというか、完全に別次元の人だ。

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