パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

生活の知恵

2008-03-11 21:45:08 | Weblog
 新しい部屋の台所のドアを支える蝶番のねじの穴がぐずぐずになってしまっている。最初見たときも、ちょっとおかしかったのだが、まあ、なんとかなるだろうと思ったのだが、手でぐいと引っ張るとすっぽり抜けてしまうくらいで、どうしようもない。ドアを外して穴を見たら、直径2,3ミリの穴がぽっかりと開いている。

 これは、穴をパテで埋めるか、木を張り替えるかなんとかしないといけないと思い、東急ハンズでまず、穴埋め用のパテを探したが、説明書が今一よく分からないので、おばちゃん店員に聞いたところ、「穴埋めだったら、割り箸を突っ込めば大丈夫ですよ。大工さんは皆やってます」という。「ボンドで固めるとか必要ないんですか」というと、「そんなことしなくて、大丈夫ですよ。木と木だから、一緒になっちゃうの」

 これはいいことを聞いたと思い、早速試してみた。

 ぽっかりと開いた穴に割り箸をぐいと突っ込み、金槌でがんがん打つ。残りはポキっと折って、あとはさらに金槌でたたいて平らにし、さて、ドアをセットして電動ドライバーで木ねじを締めようと思ったら、すいすいと入るかと思いきや、ものすごく固くなっている。つ、つごい。これなら、ばっちりだ。

 おばちゃん、いいこと教えてくれてありがとう。(年下かもしれないが)。皆さんも、いざという時にはお試しあれ。割り箸を突っ込むだけ。それだけ。

 でも、これをマスコミが知ると、「大工が割り箸で手抜き!」とか騒ぐんだろうなあ。

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