パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

2丁目恒例(?)、夏祭り

2006-08-14 16:43:39 | Weblog
 お盆休みで街の人影はまばらだが、秋葉原まで出たら相変わらずの人出で、特に子供連れの親子が多い。秋葉原デパート1階の食べ物やでも、両隣りとも子供連れで、子供達はハンバーグを注文していた。子供はハンバーグが好きだなあ。わたしも好きだったけど、最近はあんまり……で、豚のしょうが焼きを久し振りに食べたくなって、注文した。
 ところが出てきたしょうが焼きに添えられたキャベツにオレンジ色のサラダドレッシングみたいなものがかかっているのだが、これが、ドレッシングの味自体もよくないのだろうが、ともかく全然「しょうが焼き」に合わない。
 「なんじゃい! こんなもの食えるか!」とちゃぶ台をひっくり返したくなったが、ちゃぶ台ではなくカウンターではそれも出来ず、やむをえず豚と一緒にぐっちゃぐっちゃにして口に放り込んでいたが、ふと横をみると、ハンバーグを注文した女の子がお皿のキャベツを指差しながら、横のお父さんに向かって何か言っている。口元を見ると、「これ、やだ」とか言っているみたいだ。そして、女の子の指の先にはオレンジ色のドレッシングのかかったキャベツが。
 えらいぞ、お嬢ちゃん。初志貫徹だ! おじちゃんみたいに、「長いものには巻かれろ」で一緒に食べちゃうより、ごっそり残して、その意志を表明してこそ、「進歩」があるのだ。

 添付した写真は、昨日の新宿2丁目のお祭り風景。毎年やっているのだろうが、気がつかなかったなあ。引越しの後片付けで、がらくたを放り込んだ大型バッグを持ったまま、つい好奇心で潜り込んだが、もう、おねえ言葉があちこちで飛び交う大変な大盛り上がりで、バッグを抱えたまま立ち往生してしまった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿