パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

西川口市問題

2008-06-18 21:53:58 | Weblog
 去年からとりかかっている写真集の編集がほぼ終わりに近づいたのだが、最後に「撮影データ」を書こうと思って、自分が今住んでいる西川口の地名を入力しようとしたのだが、正式名称がわからない。

 どういうことかというと、要するに、「西川口市」という行政区があるのか否かということだ。たしかに西川口という町名はあるのだ。駅名も「西川口」だ。では、そこは、川口市の西川口なのか、西川口市の西川口なのか?

 「西川口市」でググったら、たくさん出てきた。てことは「西川口市」という行政区があるのだろう。…と思ったのだが、念のため、「西川口市市長」でググったら、そんな人はいない。

 そこで、もう一度「西川口市」でググった結果を見てみたら、みんな、一般名称風に、気軽に「西川口」の後ろに「市」をつけている。「西川口市の歓楽街が取り締まりで全滅した。水清くして魚住まずだ云々」といった具合。(西川口は、少し前まで有名な歓楽街だったらしい。引っ越してきたのはそれが壊滅した後だったので、全然知らなかった)

 いったい、本当のところはどっちなんだ? というわけで、公共料金の請求書を調べたら,「市」の名前がない。郵便番号の後に、町の名前(「並木」というのだが)がいきなり書かれているのだ。郵便番号が七桁になった時,役人が、「こんなに便利になりましたよ」と、喧伝するため、率先垂範で、「市」の名前を省いたのだ。

 まったくもー…。

 TBSラジオの「アクセス」という番組を、プロ野球中継の流れでなんとなく聞く。

 仕切り役の女性アナウンサーが滔々と喋っているが、これが麻木久仁子か、渡辺真理か、どちらなのかわからない。もちろん、絵で見ればわかるのだが、声を聞くとそっくりだ。雰囲気が似ている。多分麻木だろうと思うけど…。ちなみに、二人とも、私は好きでない。特にラジオだと際立つのだが、仕切り方が、慇懃無礼という感じがするのだ。勝手に「滔々」と話を進める。相手の話を聞いているみたいで聞いていないようで,聞いていないみたいで聞いているようで…聞いているようで…こんちくしょーと思う。

 それはともかく、当夜のコメンテイターは、評論家の宮崎哲哉だったのだが、彼が、小麦粉価格について、「国内の小麦農家保護のために、輸入小麦価格に税金をかけて、国産農家の小麦価格にまで引き上げているのだが、その輸入価格は、昨年来の小麦高騰でもまだ全然国内農家より安い。ところが、政府は輸入価格が3割上がったから、国内流通価格を3割上げるという。何でだ? 上乗せ分を削ればいいではないか。なんで、しないのか、私はわからない」と喋っていた。

 遅いなー。私は、数ヶ月前から書いているぞ。

 でも、気がつかないよりいい。ぜひ、テレビでも「疑問」を表明してほしい。

 さて、「西川口市」問題だが,他の公共料金の請求書に載っていた。それには、「川口市並木…」となっていた。「西川口市」なんてものはないのだった。じゃんじゃん。