派遣法改正で目玉になっていた「事前面接」の解禁は今国会で成立する見通しであった。幸い政治主導で解禁は見送られたが、所管の長妻昭厚労相は、えげつなく解禁に積極的に動いた。経営側の要求に応えたい長妻の一面が垣間見えた。そこには派遣労働者への思いやりは微塵も見られなかった。
この「事前面接」は禁止されているのに、すでに7割の企業で「職場見学会」などと名称を変えて、隠れて実施されているという。派遣元、派遣先ともに順法意識はまるでない。これほど違法行為が絶えない法律は他にない。
雇用になにも責任を持たない派遣先が、「事前面接」して採否の権限をにぎることなど到底許されることではない。そこまでして欲しい人材であれば、正社員として採用することが本来の姿である。そもそも派遣先の立場を利用して、努力もせずに面接を強要することがおぞましい。いい加減な採用担当者が溢れていることを示すものである。
この「派遣法」前述のとおり、法律違反が蔓延している実態を長妻が知らないはずはない。これを取り締まれない厚労省当局の怠慢もひどすぎる。このような実態の下、さらなる規制緩和で不安定雇用を加速させる長妻は大臣失格である。
民主党は政権公約に派遣法を規制強化すると国民に約束した。自らが公約を破る長妻に厚労行政を統率する力量はない。賞味期限は6ヶ月にしか過ぎなかった。もう食えたものではない。
この「事前面接」は禁止されているのに、すでに7割の企業で「職場見学会」などと名称を変えて、隠れて実施されているという。派遣元、派遣先ともに順法意識はまるでない。これほど違法行為が絶えない法律は他にない。
雇用になにも責任を持たない派遣先が、「事前面接」して採否の権限をにぎることなど到底許されることではない。そこまでして欲しい人材であれば、正社員として採用することが本来の姿である。そもそも派遣先の立場を利用して、努力もせずに面接を強要することがおぞましい。いい加減な採用担当者が溢れていることを示すものである。
この「派遣法」前述のとおり、法律違反が蔓延している実態を長妻が知らないはずはない。これを取り締まれない厚労省当局の怠慢もひどすぎる。このような実態の下、さらなる規制緩和で不安定雇用を加速させる長妻は大臣失格である。
民主党は政権公約に派遣法を規制強化すると国民に約束した。自らが公約を破る長妻に厚労行政を統率する力量はない。賞味期限は6ヶ月にしか過ぎなかった。もう食えたものではない。