活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

自民党菅、稲田、高市の3閣僚、白紙領収書に金額記載することは慣行で「問題はない」と開き直る

2016-10-07 20:44:30 | Weblog
たとえ話になるが、政治資金パーティーに会場の入り口で1万円を支払って、受付から白紙の領収書をもらい、支払った金額をごまかし3万円と記入したとする。差額の2万円をなにくわぬ顔をして、自身のポケットに納めることは、国民が払った税金をかすめ取る詐欺的犯罪行為にあたる。

上記の行為を自民党の菅義偉官房長官と稲田朋美防衛大臣がやっていたと思われるが、当の二人は会場の受付が混みあうので、「白紙領収書をもらって、後から金額を記載していた。水増しはしていない」と6日の参院委員会で、共産小池晃書記局長の質問にこう答えた。誰が信用するものか。白紙領収書を菅は270枚(18,750,000円分)、稲田は260枚(5,200,000円分)もらって、1枚も水増ししていない言うからだ。むしろ白紙領収書をいいことに、水増しのやり放題でなかったのか。こう勘繰りたくなるし、それが自然であろう。

そしてこの質疑に関連して、高市早苗総務相が政治資金規正法には、「領収書の作成方法は規定されていないから、問題はない」と白紙領収書に金額を記載することを正当化した。救いようのない中身のない答弁で、大臣として恥ずかしくないのか。

国会の場で、社会常識に反するえげつない行為を自民党3閣僚が、「問題なし」としたのだ。自民党権力者たちの底知れぬ劣化。こんなバカげたことが世の中にまかり通っているのだ。納税者国民への侮辱であり、次の総選挙で落とすしかない。


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