活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

河村市長、歴史認識は小学生並み

2012-02-27 18:52:16 | Weblog
河村たかし名古屋市長が発言した「南京虐殺はなかった」が波紋を広げている。河村は聞いた話を引用したと、説明するがまったく根拠のないデタラメぶりを披露した。これが名古屋市長だと思うとやりきれない思いでいっぱいである。

虐殺があったことは、厳然とした事実である。これを否定することは、歴史に唾するもので、歪曲行為そのものである。中学生でもこの忌まわしい事件を知っているわけだから、河村はそれ以下の認識しかないこととなる。

また、河村は「(名古屋は)上海に比べ南京進出企業が少ない。南京市との交流を深めたいため発言した」と苦しい言い訳で、その場を取りつくろった。これこそごまかしではないか。

今後、どう説明するのか内心を明かさないが、自らの口が招いた災難の謝罪は必須である。なお、これを先延ばしすることは日中間の関係が、さらに冷え込むことだけは間違いない。