4月24日に投開票が行なわれる衆議北海道5区補選が、道新、朝日で連日のように取り上げられています。
自民党・公明党の推薦する「誰だかの娘婿」と、野党の統一候補「池田まき」の一騎打ちの構図となっています。
争点は、戦争法制(安全保障関連法)の廃止の一点だと考えますが、自民党・公明党は争点ずらし(隠し)に励んでいる状況です。
昨年戦争法案が審議されていた頃、朝日はおろか週刊金曜日においてすら公明党の「平和の党」に期待する論調がいくつも掲載されていましたが、所詮「カルト党」である視点が欠落していました。
統一候補「池田まき」を担ぐ日共は、単なる打算でしょう。
「戦争法制の廃止」を訴える日共として、独自候補を立てて誰だかの娘婿が当選すると「戦犯」になりますからね。
政党ポスター(あれっ、民主党って?)
大西英男衆議院議員(東京16区)は3/21に北海道5区補選の「誰だかの娘婿」の応援に入り、北海道神宮で必勝祈願を行い、その際の巫女との遣り取りを3/24の細田派の総会で披露。
「巫女さんのくせになんだ」発言に、有権者、神職、自民党内から非難轟々。
北海道神宮は大国魂神(おおくにたまのかみ)・大那牟遅神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)・明治天皇の四柱を祭っており、巫女はこれらの神に仕える女性です。
「巫女」に「さん」を付けており一応敬っている風ですが、「くせに」と言い放っており(「不満」・「非難」・「難詰」の逆接条件)、これは四柱を毀損しています。
自民党右派の本質そのものだと考えます。
北海道を地盤とする橋本聖子参議員(比例区)は、3/24の細田派の総会において
「巫女さんのくせになんだ」発言に大笑いをしています。
この議員も不祥事の連続です。
大笑いする橋本聖子参議員(3/25日テレ)
これからも自民党の議員・秘書連中が、「誰だかの娘婿」の応援に大挙押しかけるでしょうが、足を引っ張るだけでは?
「誰だかの娘婿」の事前運動を通りすがりに見ましたが、名の知らぬ国会議員が何人かとまばらな聴衆で、高齢で有名な「誰だか」の後援会の実力なのでしょう。
「池田まき」には、洗脳された自衛隊員(「反戦自衛官」は望むべくも無い)の家族の支持が必要です。
国際交戦法規の適用があるのか不明で、捕虜として人道的扱いをうけるのか、外国人、日本人を殺害した場合に、外国で裁かれるのか、刑法の適用なのか、国民の国外犯の扱いなのか等があまりにも不明です。
和平合意が守られていない南スーダンに、「民生支援」の施設部隊が派遣されていますが、同時に特殊部隊である「特殊作戦軍」、「中央即応連隊」を傘下に持つ「中央即応集団」が派遣されており、いつでも交戦可能な体制となっています。