Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

米韓通貨スワップ その1

2009-03-05 06:20:36 | 未分類
朝鮮日報(08.10.31)は、『 韓国政府の関係者は「韓国は外貨準備高が十分だから、実際に米国から資金を借りなければならないような事態は発生しない。米国にはこの点を何度も強調した」という。』と報道されていました。

ロイター(09.03.03)は、「韓国中銀、通貨スワップ協定活用し国内銀行に30億ドル供給」で次のように伝えています。
『通貨スワップ枠300億ドルのうち、先月時点で203億5000万ドルをすでに引き出している。ただ、40億ドルについては、国内銀行から返済を受けている。』抜粋

いつのまにか、233億5000万ドルも引き出していました。
返済を受けた40億ドルは、米国に返済していないのでしょうね。

聯合ニュース(09.03.03)において、「2月末の外貨準備高、2億ドル減も2千億ドル台維持」と報道されています。
『2月末基準の外貨準備高内訳は、有価証券が1772億6000万ドル(88.0%)、預金235億7000万ドル(11.7%)、金8000万ドル(0.04%)など。また、韓国の外貨準備高規模は依然、世界6位を保っている。』抜粋

2千億ドルのうち真水は、約6割、更にスワップ分約200億ドルを差引くと、良くても900億ドル程度と考えます。
韓国の外貨準備高規模は、世界15,16位程度なのでしょう。

つい吹きだしたのは、次の報道です。

ロイター(08.10.08)「日中韓、十分な外貨準備で金融危機には直面せず=韓国大統領」
『韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は8日、中国と日本、韓国の外貨準備は合計1兆8000億ドルにのぼり、欧州で広がっているような金融危機には直面しないとの認識を示した。』抜粋

単なる、虎の威を借る狐を装い、自国民へのリップサービスなのでしょうか。
外貨準備が瀕死状態の国が、このような発言をする意図が不明です。

外貨準備の9割近くを占める有価証券の内訳を知りたいものです。
韓国銀行(中央銀行)の金融政策が不透明なのは、ほとんどが不良債権であることを隠蔽しているためなのでしょう。



小沢への強制捜査は、年明けからネットにありました。

定額給付金財源関連法案の再議決のため、自民党議員への恫喝に思えましたが、実態は、竹中、宮内、小泉らの利権構造が綻びた「かんぽの宿」疑惑の希薄化のようにも考えられます。

自民党は自壊、民主党は崩壊、国会はカオスに突入、なかなか良い展開だと考えています。