Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング144. 寒烈の頃

2017年01月07日 | drawing
 今朝の京都の気温は1°。 こうした寒い時の京都の朝は綺麗だと思うがでかける意欲はない。
 何しろダイビングで通った沖縄の気候が意識のなかにあるから、今は寒いを通り越して感覚が麻痺している。当然北の町には住めない。従って外に出ないからアップさせる画像もない。こんなときクロッキーがたまっていたのは幸いだった。春までこれで時間が稼げる。えっ、ホントに春まで続けるのか。それぐらいストックがある。試算すると1500枚か。
 このクロッキーを自己批評すると腰から下は時間切れなのでしょうがないのだが、致命的なのは手がかけていない。手の立体感が腰ほどないわけ。手を頭上に組んだときの胸から肩にかけての筋肉が綺麗なのだが、この辺の筋肉はどうなっていたか。芸用解剖学の本はどこいったか。
 今日は自宅で原稿を書きつつ、芸用解剖学の本を眺めているほかない。
 さて寒い朝を表現した故事成語をWEB辞典で調べたら、紋切り型の言葉しか見つからない。挙げ句の果てに吉永小百合とマヒナスターズときた。日本語WEBのストックはその程度か。ならば漢詩で探そう。「朔氣」さくきと読み北方の寒烈な気を意味するようだ。だが寒さを感じさせる文字ではない。むしろ寒烈のほうがよいか。ブログ見出しを短くしてタイトルを入れてみよう。

クロッキー帳NO30.
コメント
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