画像は、スズメダイ科のハナビラクマノミ。縦模様2本がクマノミでディズニー映画風にいえばニモ、1本がハマクマノミ、線でなく面の赤白がカクレクマノミ(派手なんだけど)、ボディが茶系で線1本がハナビラクマノミ、赤白黒で頭が赤いのがトウアカクマノミと似たもの同士で5種類ある。
いつ潜っても必ずといってよいほど海草さえあればどこでも遭遇できる魚だ。
だから食材に例えると、全国どこにでもある蕎麦屋みたいだ。日本人の蕎麦好きといういい習わしがあるが、私は日本人の蕎麦嫌い!、という言葉もあると考えている。
それは私自身が、蕎麦を評価していないこともある(蕎麦というのはラーメンも含むけど)。蕎麦がまずいとか生理的に食べられないとかアレルギーだからというわけではない。
私が蕎麦嫌いになる利用は、タンパク源が皆無、つまり栄養源として不足しているということ。それにどこか年寄り臭く外で食べる食材ではないし、パスタと比較すると腹がふくれて胃がもたれるから特段消化がよいわけではない。ランチで間違って蕎麦定食を食べたら、午後は膨れた腹と空腹を同時に抱えつつのいやな気分だし、それでは動けない。蕎麦なんて他に食べるものがないときに、とりあえず空腹を満たそうという非常食だろう。
私は、皮肉なことに神田の生まれだから、三時のおやつに藪蕎麦は食べたし、京都の尾張屋だって食べにでかけた。実際京都は蕎麦屋が大変多いが、それは京都人のケチ意識の表れだろう。蕎麦ではダイビングもできない。
幸いこれまでダイビングボートのランチで蕎麦が出たことがないし、今後も出る可能性は皆無。やはりダイビングの後は、肉か魚のタンパク源の補給が必須になる。それほどダイビングは体力を消耗するスポーツだ。だから蕎麦は、二日酔いの胃が弱っているときぐらいしか食べたいとは思わない。もちろん淡泊な沖縄そばなんか論外であり、沖縄で、どこにいってもありつけるのはステーキなのです。
そんなわけで、日本人の蕎麦嫌い!、という言葉もあるはずだ。
さて10連休も終わった。もちろん連休は仕事と決めていたが能率が悪い。というのも回りが休んでいるから一人動いてもしょうがない、出かけてもどうせ店は休みか混んでいるので購買意欲はない。精々スポーツセンターで連休カリキュラムに参加したぐらいで、あとは終日パソコンの前にいたというのは芸がなかったか。普段よりも随分と長く感じられ、連休も結構疲れるのであった。
沖縄県慶良間諸島、2019年4月22日
Nikon CoolpixW300
ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正±0,f/4.2,1/60