みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

Chapter 9 The Meaning and Value of Romans Seven, #1

2015年08月24日 | 聖書研究・信仰
ここで、ローマ書の研究に戻る必要がある。

我々は6章の終わりで話をいったん終えた。

2つの関連する主題、すなわち神の永遠の目的-神との歩みのモチーフとゴール、そして聖霊-そのゴールへと我々を導いてくれる力と源、に関して検討した。

次に、多くのキリスト者が不要ではないのかと感じているローマ書7章へと移って行きたい。

旧創造はキリストの十字架によって排除され、新創造が主の復活によってもたらされたということを知っているというのなら、実際そうなのかもしれない。

もし我々がその事実を本当に「知って」おり、そして「十二分に熟知」しており、それに基づいて「自身を献げて」いるというのであれば、恐らくローマ書7章は必要がないと思われる。



Coffee Break, #18

2015年08月23日 | コーヒーブレイク
Jesus did not pray for the sick to be healed, but He declared him to have been healed
with His Word.




The Absolute Lordship Of Christ, #14

2015年08月23日 | 聖書研究・信仰

罪赦された罪人と他の罪人とは全く違う。

献身し聖別されたキリスト者と他のキリスト者とは全く違う。

主よ、あなたの主権に関する疑問に対して、明確な結論を与えて下さいますように。

我々が主にすべてを明け渡し、内住する聖霊の力を宣言するなら、特別な感情やスーパーナチュラルの現出を待つ必要はない。

我々はただ主を見上げて、すでに事は起きたと主に賛美を献げれば良い。

主の栄光が主の神殿を満たしていることに感謝しようではないか。

「知らないのか。あなたがたは神の神殿であること、神の霊があなたがたの中に住まわれていることを」

「知らないのか。あなたの体は聖霊が内住している神殿であり、あなたがたは神から生まれ出たことを」

 

 

 


The Absolute Lordship Of Christ, #13

2015年08月22日 | 聖書研究・信仰

ある者にとっては、さしたることではないのかもしれない。

しかし、彼にとって、それがすべてあった。

「主よ、私はチベットに行こうと思います。彼女と結婚できるなら、主のために働きたいと思います」

しかし、主はチベットのことよりも、(霊的なことに全く関心がない)彼女との関係を大いに気にしていた。

彼がいくら理由を述べても、主はご自身の強調する点を変えることはできなかった。

論争は数か月続いた。

その若者が聖霊の充満を願い出ても、主は同じことを指摘した。

しかし、ある日主が勝利する。

その若者は主を見上げて、こう言った。

「主よ、今こそ言うことができます」

「私は、天において、あなた以外を持つことはできません」

これが、彼の新生活のスタートとなった。 

 

 


The Absolute Lordship Of Christ, #12

2015年08月21日 | 聖書研究・信仰

ある朝、彼はある町で説教する用事があって、詩編73篇25節から話をした。

詩編73:25
天において私はあなた以外に誰を持つだろうか
あなた以外に私が望むものは地上には何もない
(引用英語訳)

帰国後、彼は祈祷会に出席した。

そこに1人の姉妹がいて、彼女は全く同じ詩編の聖句を読み出した。

彼女には彼にまつわるあのようなことなど知る由もない。

彼はただ祈った。

そして、彼女は続けて、次のように切り出した。

「本当に私たちは言えるのでしょうか。主以外に望む者は地上には誰もいないって」

その言葉にはパワーがあった。

彼は心の急所を突かれた。

天にも地にも主以外に望む者はいないと本当に言えるのか。

愛する彼女を快くあきらめるように、すべてが定められていることを悟った。



The Absolute Lordship Of Christ, #11

2015年08月20日 | 聖書研究・信仰
ミスター・ポールのように、かつて神と論争した友がもう一人いる。

彼は改心する前に、ある女性と恋に落ちた。

救われるとすぐに、彼は愛した彼女を勝ち取ることができるように主に求めた。

しかし、彼女は霊的なことには全く無関心だった。

主は、彼女との関係は破棄されるべきであると彼に断言した。

しかし、彼は彼女を深く愛していたので、その問題を避けながら、主に仕えて、新たな魂(信徒)を獲得して次々に救いに導いていた。

彼は聖化の必要性を意識するようになった。

その自覚は、彼にとって暗闇の時代の始まりとなった。

彼は聖い生活を送る力を得るために、聖霊の充満を祈り求めた。

しかし、主は彼の要求を無視し続けているように思われた。




Coffee break,# 17

2015年08月19日 | コーヒーブレイク

https://www.youtube.com/watch?v=uFsUehJSosE

 

 


The Absolute Lordship Of Christ, #10

2015年08月19日 | 聖書研究・信仰
神は、すべての議論の鎮静を待っている。

ミスター・ポールに関しては、学位が問題であった。

我々に関しては、やや話が異なるかもしれない。

主への絶対的明け渡しが、一定の基準として定まっているのが通例だ。

そして、神の出番はそのある基準を超えた後に来る。

神にはそうする必然がある。

何故なら、神は我々のすべてを掌握する必要があるからだ。

ある偉大な国民的指導者が、彼の自叙伝に書いた一言に大変感銘を受けたことがある。

「私は自分のために欲しいものはない」

「私は祖国のためなら何でも手に入れたい」

ある男が祖国のためにすべてを手に入れて自分には何も必要ないというのなら、我々が神に対して次のように言うことはできないだろうか。

「主よ、私は自分のために何も欲しくはありません」

「私は主のためなら何でも手に入れたい」

「私は主が望むものが欲しい」

「私は主が望む以外のものは何も欲しくはありません」

私が召使となって初めて、神は主としての地位を獲得できる。

主はご自分の主義主張のために、我々をかしずかせるよう召し出すのではない。

主はご自分の御旨のために、我々を明け渡すよう要請しているのだ。

あなたは、主が望んでいることを快く請け負うだろうか。




The Absolute Lordship Of Christ, #9

2015年08月18日 | 聖書研究・信仰
彼は立ち上がり、試験者に手紙を書いた。

月曜日の試験を欠席する旨の理由を告げた。

そして、試験を辞退したが、その異常事態を意識することもなく、極めてハッピーな気分だった。

「この6年間で初めて、伝道のためのメッセージをしなかった」

翌朝、教会の人々にこう述べ、事の次第を説明した。

主は、彼のこれまでのメッセージのどれよりもその証言を大いに祝福した。

その時以来、神は彼を祝福しつづけ、全く新しい方法で彼を使いこなした。

その日以来、彼は世から分離され、もはや外の物ではなく、内側の深い真実を知るようになった。

日々の経験において、彼は御霊の臨在と力による祝福を知るようになった。




The Absolute Lordship Of Christ, #8

2015年08月17日 | 聖書研究・信仰
その日は土曜、ミスター・ポールは翌日の説教の準備のために静かに過ごしていた。

しかし、勉強しようにも、説教すべき内容が何も思い浮かばなかった。

人生の大望は、ほぼ手の中にあった。

しかし、神は、彼に2者択一を迫った。

博士号によってポールが支配できる力。

神の御霊が自分の人生を支配する力。

その夜、彼は神に自分を明け渡した。

「主よ。ずっと、ミスター・ポールのままで満足します。しかし、絶対に聖霊の力を知りたいのです」