みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

Man’s State By Nature, #1

2015年01月22日 | 聖書研究・信仰
偉大なる一節、ローマ書5章12節から21節へと踏み込んでいく。

恵みと罪、キリストの従順とアダムの不従順が対比されて展開していく。 

この箇所は、ローマ書5章12節から8章39節までの後半導入部に位置し、特に注目すべき聖句だ。

パウロはさらに我々が深く黙想するための土台になる結論へと議論を進めていく。

土台となる結論部分は5章19節に見い出される。

ここに、神の御霊がどうしても我々に伝えたいことが書かれてある。

我々は何たるか。

そして、なぜ我々はその何たるかに至ってしまったのか。


ローマ5:12
こういうわけで
一人の人を通して、その罪がこの世界の中に入った
その罪を通して、死が
このようにして
すべての人の中に、死が通り過ぎた

同5:13
律法の前にも、罪は世の中にあった
罪は勘定されない
律法がないので

同5:14
死が支配した
アダムからモーゼまで
一度も罪を犯したことがない者たちの上に
アダムの違反と似たものの上に
(アダムは)来たるべきお方の型である

同5:15
その罪のようにではなく、次のその恵みのように
一人の罪によって多くの者が死んだとしたら
神の恵みはなんと大きいことか
一人の人イエスキリストの恵みの中にある賜物は
さらに多くの者の中へと満ち溢れた

同5:16
罪を犯したひとりを通してのようではない
その賜物は
ひとりから出たその結果は有罪宣告へと至る
多くの罪々から出た(その結果は)
義の中へと至る

同5:17
一人の罪過によって
死が支配するなら、そのひとりを通して
はるかに多く
恵みと義の賜物の豊かさを
持っている人々は
永遠の命の中で
一人のイエスキリストを通して
支配するであろう

(注)大変難解な文章だが、何となく意味は取れる。動詞の目的語が分かりにくい。

同5:18
今や、一人の罪過を通して
すべての人の中へ有罪の宣告へと至る
同じように、一人の義を通して
すべの人の中へ永遠の命の義へと至る

同5:19
一人の不従順を通して
多くの者たちが罪人の性質となった
同じように
一人の従順を通して
多くの者たちが義人の性質とされるであろう

同5:20
律法が入った
罪過が増すように
罪が増し加わったところに
恵みが満ち溢れた

同5:21
罪が支配するように
死の中で
同じように
恵みが支配した
義を通して
永遠の命の中へと至る
我らの主イエスキリストを通して


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