みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#489 神の法第四戒

2020年02月05日 | 創世記
第4戒
安息日と権威
 
p149~
The Sabbath and Authority
The Fourth Commandment
The Institutes of Biblical Law
Rousas John Rushdoony

◇◇

結婚に関して、聖書には女性からしばしば反対意見の出る記述がある。

ルツ記3:1
しゅうとめナオミは彼女に言った。「娘よ。あなたがしあわせになるために、身の落ち着く所を私が捜してあげなければならないのではないでしょうか。 

「身の落ち着く」(rest)と訳されたヘブル語原語manaochは、「安息の場」あるいは「安息」(rest)という意味。

一方、休止、あるいは安息と関連して、安息restという意味を持つヘブル語はshabbathonという。

この2つの単語manaochとshabbathonには、重要な違いがある。

落穂ひろいとして働いているからと言って、結婚がルツにとって安息となるということではない。

ルツにとっての安息とは、結婚により彼女が男の加護と権威の下に入るということを意味する。

男の安息が、ちょうどキリストの庇護下に入るということと同じ。

第1コリント11:3
しかし、あなたがたに次のことを知っていただきたいのです。すべての男のかしらはキリストであり、女のかしらは男であり、キリストのかしらは神です。

本来の安息は結婚の中にある。

そこには、妻と夫の宿命ともいうべき多くの困難が待っているかもしれないが。

妻も夫も、それぞれ権威の下におり、その権威の信頼の中で歩む。

婦人の長い髪と覆われた頭は、権威に服従するという印であり、その権威は彼女の頭上にある。

それは、権威に対する服従と、その権威が彼女に与える力と保護を表す。

保護されていない女性が格好の餌食であることは、歴史上、精神上明らか。

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参考文献:携挙はすでに起きた


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