みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#33 The Days of Vengeance, NO.33

2024年07月20日 | 報復の日々

p99~
The Spirit Speaks To The Church: Overcome!
The Letters to The Seven Churches  
Part Two: The Seven Letters 
The Days of Vengeance
David Chilton

◇◇


スミルナ:偽イスラエルに対する裁き(2:8-11)

Rev 2:8  また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。『初めであり、終わりである方、死んだが生き返った方が言われる。 
Rev 2:9  「わたしは、あなたの行ないと艱難、そして貧困を知っている。・・しかしあなたは実際は富んでいる。・・またユダヤ人だと自称しているが、実はそうでなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。 
Rev 2:10  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ。悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。 
Rev 2:11  耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。勝利を得る者は、決して第二の死によってそこなわれることはない。」』 

8節

スミルナ(そこにある教会には重大な問題があるという意味)には2つの特徴があった。

第1に、その町の住民は帝国カルトを強く熱愛していた。

第2に、スミルナには、キリスト教信仰に敵対するユダヤ人が多数いた。

そのような未信者らの迫害に苦しめられていた、この信心深い教会に、イエスキリストは、ご自身を「初めであり終わりである」と宣言する。

神のこの御名は、イザヤ書44:6と48:12に由来する。

イザヤ48:12
Isa 48:12  わたしに聞け。ヤコブよ。わたしが呼び出したイスラエルよ。わたしがそれだ。わたしは初めであり、また、終わりである。 

これらの聖句の内容から、神を、最高位の主、歴史の決定者、あらゆる現実の計画者であり支配者として同定していることは明らか。

予定説という教えは、正しく理解される時、クリスチャンにとって恐れの源とはならない。

それは、安楽と保証の源泉となる。