今日は久々にお日様が顔を出してくれた。そのぶん気温はぐーんと上がり,少し歩いただけで汗ばむくらいの蒸し暑さ。
そんななか朝の散歩に出かける。我が家を出て,田園地帯を経て山地の集落一周7の7およそ4キロコース。山の斜面のあちこちでネズミモチの木が小さな小さな白い集団花をつけているのを見かけた。今日の一枚はネズミモチの花とする。その小さな花に,これまた小さな蜂が密を吸いに来た。
そしてもう一枚は,これまた山裾のあちこちで見かけた黄色い実をいっぱいつけたコウゾ(楮)とする。木苺の実にとてもよく似ている。数個つまんで食ってみたが甘かった。楮の樹皮の繊維は和紙の原料となるため,かつて各地で栽培されていた。おそらくこれもかつて栽培されていたものが野生化したものであろう。これらのほかヒナギキョウ,キキョウソウなどをカメラに収めて帰った。