小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

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2016-09-14 12:14:38 | 医学・病気
夏はよく泳いだ。

しかし、僕は、秋になっても、否、一年中、泳がなくては、生きていけない。

水泳をしないと、腸が動かなくなるからだ。

水泳が、特に好きなわけでもない。

バカバカしいと思いながらも、仕方なく泳いでいる。

腸を動かすため、筋肉をつけるため、脂肪を落とすため、自律神経を安定させるため、血行を良くするため、腹式呼吸によって、喘息を予防するため、冷え症を改善するため、である。

水泳なんて、夏に、屋外プールで、10回、程度、泳げば、それで、もう、たくさんだ。

僕は、クロールで、ゆっくりと、続けて、3時間くらい、泳ぐ。

しかし、水泳の効果は、それだけではない。

ゆっくり、休みなく、長時間、泳いでいると、気分が、ハイになってくることが、よくあるのだ。

以前、泳いでいて、わけもなく、可笑しくなって、笑ってしまい、笑いが止まらず、ちょっとの間、泳げなくなってしまったことがあった。

水泳も、慣れると、リズミカルになることがある。

そういう時、自然と、歌を口ずさんでしまう。

シャーリーンの、「愛はかげろうのように」とか、サザンオールスターズの、「ミス・ブランニュー・デイ」など、である。

ずっと、昔の本だが、カッパ・ブックスの、「カッパ水泳教室 - 体と心のシェイプアップのために」(佐藤博美著)が、水泳は、リズミカルに泳ぐもので、リズムに合わせた歌を歌いながら泳ぐ、と、書いてあったが、これは、誤りである。

そんなのは、水泳の上級者にしか、出来ないことである。

初級者、中級者では、そんなことは、絶対、出来ない。

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