小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

働くと小説のアイデアが沸く

2016-09-12 20:30:52 | 医学・病気
なぜかは、わからないが。

「働くと小説のアイデアが沸く」

のである。

もちろん、僕は、基本的に、(今は)働くのが嫌いだ。

働くのが、無条件に嫌い、というわけではない。

やりがい、が、あれば、働くのは、あながち、嫌いではない。

僕の、本当の、仕事は、金の出ない小説を書く、ことだと、思っている。

しかし、今は、働くのが、嫌である。

それは、働くと、(楽な仕事だが)、腸閉塞になり、健康が悪化するからだ。

働いても、腸閉塞にならないのなら、働くのは、あながち、嫌いではない。

できれば、一日中、小説を書いていたいが。

しかし。

今、夏から秋になって、自律神経が乱れていて、困るのだ。

書きかけの小説や、書ける小説の、ネタは、いくつもあるのだが、うつ、で、気力が出ずに書けない。

健康のために水泳をしたいのだが、秋になって、泳ぐと、アレルギー性鼻炎で、一日中、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、に、なるので、どっちを、とるか、である。

しかし。それでも。

なぜかは、わからないが。

「働くと小説のアイデアが沸く」

のである。

働くことによって、仕事から、小説の、小さなヒントが、得られる、わけではない。

全く、仕事と関係ないことで、頭が、なぜか、冴えるのだ。

これは、仕事が終わって、ほっとした時である。

仕事中は、アイデアは、沸かない。

これは、おそらく地獄から、解放されることによって、起こる快感の効果によって、βエンドルフィン、が分泌されるからだろう。

これは、もう、何十回と、経験しているので、間違いない精神的な法則である。

人間の幸福感には、二種類あって、一つは、ゼロの状態から、努力によって、何事かを、成し遂げた時と、もう一つは、つらい、苦しい状態から、それが治った時の幸福感である。

人間は、どちらの幸福感でも、幸福感は、頭を冴えさせ、やる気を出させる。

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