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小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

スポーツ上達法

2011-07-25 23:07:02 | 武道・スポーツ
一番、テニスを早く上達させるには、どうすればいいか。それはテニススクールに通うことでは決してない。テニススクールは無駄な練習が多すぎる。特に球出しの球なんて、死んだボールなので、そんなものをいくら練習しても上達しない。コーチは思考力がないから、振り遅れていると、「振り遅れてる」「振り遅れてる」と外見だけ見て注意するが、無意味な、球出しの練習とか、試合での勝ち方のパターンの練習とか、全く無駄な練習ばかりさせて、一番大切なラリー(生きたボールの打ち合い)の練習を少ししかしないで、注意してるが、実にバカげている。

テニスで一番、早く上達したいなら。初級者、中級者あたり、つまりラリーが続くラリーパートナーを見つけて、ひたすらラリーの練習をすることである。別に、コーチとか、上級者とか、上手い人とラリーをする必要は全くないのである。多くの人は誤解しているが、弱い人と練習しても、上手くならないとは決して言えないのである。むしろハードヒッターと練習すると、それに対処するのが精一杯となって、スイングの基本が身につかないこともありうる。振り遅れは、反復するラリーの中で、だんだん岩が雨水に穿たれるように、振り遅れのない正しいフォームに変わっていくのである。プロ野球でも、バッティングフォームの乱れを調整するために、二軍のバッティングピッチャーに適度なスピードの球を投げさせて、それを打ってフォームを整えているではないか。

「私がいいたいのは、必ずしも強い相手と練習しなくても、当人さえその気になれば、いつどこででも練習はできるということである」
(天才柔道家、木村政彦)
「強い相手と練習するのが、本当の練習だと思っているのではないか、ということである。が、本当の練習というのはそういうものではない。もちろん、強い人とやるのも結構だが、弱い人、たとえ白帯の人とやっても、決してそれは無駄にはならないのである。弱い人とやるときには、自分の得意でない技を使用できる。これが累積されて、やがて自分の得意技に躍進する。また相手に裏をとる程の力量がないので、自分の掛け技の経過を見極めることができる。私はそこに弱い人との練習の意義を見出すのである」

また、練習は、ある程度の汗をかいても、体に何か変化が起こるほどの時間、それは人によって違うが、ある程度の時間つづけてやることが必要である。それを週2~3回くらいのペースでやる必要がある。週一では駄目である。週一のペースだと、ほとんど元に戻ってしまう。それと、あとは、本人のやる気の問題である。それと、スキーに限らず、全てのスポーツはイメージトレーニングが出来るので、一人きりでも練習することは出来るのである。それは相手の必要な柔道などでさえである。

今の日本のほとんど全てのテニススクールの、週一の無駄が多すぎる練習では、一年間、練習しても、ほとんど上達は望めない。実際、私はテニススクールで多くの生徒を見ているが、上達している人を一人も見ていない。否。たった一人だけ上達している人がいる。それは当然のことながら、もちろん私である。私はコーチから、「信じられない上達ぶり」と奇跡のように驚かれた。

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サーフィン

2011-07-25 20:17:19 | 武道・スポーツ
サーファーの気持ちが分からなかった。が、わかった。私もバッティングセンターに、ちょっと中毒になりかけている。空振りは、ほぼゼロ。一回24球で半分くらいは芯で捕らえられる。芯でとらえられると気持ちがいいのである。腋をしめ、ちょうどテニスで「ラケットに仕事させる」というのがあるが。そんな感じである。手首は返さない。バットの先に遠心力をつけて、当てるだけである。振りぬくスイングではない。つい気持ちがいいからやってしまう。運動にはならないが、まあ、気分転換にはなる。便秘が悪い時には、運動が便意を起こしてくれることもある。しかし、所詮は遊びである。はまり過ぎないように自制しないと。

今までサーファーの心理が分からなかった。が、わかった。それはけっしていいものではない。つまりは、サーフィンも出来るようになると面白くなって、はまってしまうのである。しかし、これは、ちょっと、ちょっと、である。サーフィンが好きで湘南に住み、人生を遊びに使ってしまうなんてバカげている。遊びという点では、サーフィンもバッティングもパチンコも麻雀も同じである。

やはり男の人生は、芸術か、学問か、事業か、仕事かに命がけで努力することだと思う。サーフィンが好きでサーフィンをするために海に近い湘南に住んでいる人は阿片中毒患者とかわりない。アルコール中毒患者と同じように精神病院に入院させた方がいい。

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江ノ島

2011-07-25 20:16:41 | Weblog
今日、今年はじめて海に行った。ビキニのギャルが結構いた。なんか、夏は最低、三回はビキニ姿の女を見なくてはならないような呪縛にとらわれている。嬉しいはずのものが義務になっている。私にとって夏の通過儀礼のようなものだ。だが年々、初めの頃の初々しい興奮は感じなくなってきた。ような気もする。浜辺で無邪気に遊んでいるマッスルマンもいる。ああいうのが生きるということなのだかろうか。女はみなプロポーションがいい。というより、プロポーションの悪い女は海に来にくい。夏の海は官能的なものがある。坂口安吾の「私は海を抱きしめていたい」も官能的である。

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