小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

市橋達也

2011-07-21 23:00:07 | Weblog
市橋達也の裁判が行われた。こういう言い方は、あまりよくないが、彼のような知的犯罪者には好感が持てる。人格的にも、知性的にも。整形をし、沖縄のオーハ無人島に住み、時々、本土に戻って住み込みでアルバイトして、二年半も一人で自力で生活していたのは、すごい。そもそも警察官がウジャウジャいる日本で警察に二年半も捕まえられなかったというのはすごい。これは普通の人間ではほとんど不可能である。留置所で手記を書いて、当然売れるだろうが、当然売れて、1100万の印税だから、これはベストセラーである。しかも、被害者の親族が受け取らなかったら、公益に寄付するというのだから。生きたいというのは、氏の生、自由を求める本能が強いからだろう。無期懲役は厳しすぎるような気がする。まあ、おそらく服役態度が良好で何年かで出所できるだろうが。一回の性欲で我慢できず犯してしまった暴行が、一生を台無しにしてしまった悲劇とも感じる。

最近は、人格もなければ、知性もない低級な犯罪が多い中、彼のような知性的な犯罪者は、こういう言い方はあまりよくないが、好感が持てる。

犯罪も、ある点、芸術性がある。三億円事件もそうだし、ルパン三世もそうだし。金閣寺放火事件のおかげで三島由紀夫は最高傑作の文学作品を書けた。金閣放火事件がなかったら、三島由紀夫は、名作「金閣寺」を書けなかった。

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海。夏祭り

2011-07-21 22:32:45 | Weblog
今日、今年はじめて海に行った。6時頃である。今日は、曇り空で、寒かったせいもあり、ビキニ女は一人もいなかった。残念。そもそも私が湘南に住んでいる目的は、海が近く、夏にビキニ姿の女を見たいのも目的の一つである。ただで、一番見たいものが見られる。

白幡神社で夏祭りをやっていた。今日が最後の日だった。ギリギリセーフである。焼き玉蜀黍を食べたかったが、売っていなかった。金魚すくいをした。ようやく夏を味わった感じがした。カットパイナップルと焼き鳥とラムネとチョコバナナと綿菓子を食べる。

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ダイエットは独身の方が有利

2011-07-21 00:27:13 | 医学・病気
ダイエットには独身の方が圧倒的に有利である。一昨年、久々に自由学園の同窓会に出たが、高校の時はスポーツ万能だったのに、すさまじく太ってしまったヤツがいた。他のヤツもだいたい太って老けている。結婚して家庭をもつと、食事は家族と一緒にするから、妻や子供が、楽しそうに腹いっぱい食べているのを見ると、自分ひとりだけ食べなかったり、少なめに食べるというのは出来にくい。だから、ダイエットしたくても極めて出来にくい。運動したくても、子供と遊ばなきゃならないし。自分のペースで生きるというということが出来にくくなるのだ。子供の成長が生きがいになるから、自分の事はだらけやすい。

独り者だと、マイペースで生活できるから、カロリーコントロールも出来やすいし、運動もしやすい。そもそも料理がつくれないから、コンビニで食べ物を買って食べているが、食品には全て、カロリー数が書いてあるから、わかりやすい。食品のカロリーに興味を持てるようになるのも面白い。

私も高校の時、父親がコレステロールが高く、コレステロールの低い食事となったが、なんで、コレステロールが正常値で、育ち盛りの私まで、低コレステロール食を食べなきゃならないんだ、と不快に思った。だが、一人だけ別の低コレステロール食にするというのも、出来ない。単身赴任ともなれば、マイペースで生きられやすいが、サラリーマンは、仕事が終わってからの、付き合いとかが多く、酒も飲むし、やはりダイエットは不利である。

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